(この記事は、第215号のメールマガジンに掲載されたものです)
今回の「たのしい音楽小話」は、昨年亡くなられたピアニストの中村紘子さんのお話です。
1994年に出版された「アルゼンチンまでもぐりたい」という本を、たまたま見つけて読み返してみました。
それ以前に書かれた「チャイコフスキー・コンクール」が、とても興味深い内容で一気に読んでしまった記憶があります。日本だけではなく、世界で活躍されているピアニストがこんな面白い本を執筆していたなんて凄いと思い、その後の「ピアニストという蛮族がいる」、そして今回の「アルゼンチンまでもぐりたい」と読み進めてきたわけです。
この本を初めて読んだのは学生時代で、ピアノと格闘していた時でした。あの頃とは自分自身も随分変わりましたので、同じ本でも読み返してみますと、新たな発見や感想が芽生えるものです。
「アルゼンチンまでもぐりたい」は、月刊誌に書かれていた連載をまとめたものなので、それぞれの項目が短めで、とても読みやすい本です。コンサートや音楽関連の話だけでなく、飼っていたペットのお話なども出てきます。音楽関連の話では、名演奏家や政治家、皇后美智子様のお名前まで並び、その方々との交流について書かれています。リアルに描かれているので、まるでその場に居合わせたかのような臨場感まで味わえます。
もちろん、同じピアノを演奏する者として、とても興味深かったり、参考になるお話もいろいろと書かれています。
例えばコンサートでは、熱心に演奏に耳を傾ける聴衆が殆どだと思いますが、よくよく見回してみますと、ついウトウト…という方もいらっしゃいますよね。良い音楽を聴いていると、幸せな気分になって居眠りをしてしまう事があり、ピアノの大巨匠リヒテルのリサイタルを聴く度に、良い気持ちになって寝てしまうピアニストもいるのだそうです。だからと言って、コンサートで寝るのが良いというわけではないと思いますが。
演奏会で履く靴についてのお話も書かれていました。演奏会の靴は、極端なほど注意深く選び、もちろん本番前には念入りに履き慣らし、そして、気に行ったら履きつぶすまで使用するのだそうです。そして、どんな色のドレスにも合うように、シルバーを選びます。これは、同じようにされている方も多いと思いますが、発表会などで少しカジュアルな装いだった場合、ゴールドやシルバーの靴は合わない事もあります。普段履いている靴のまま演奏する事もあるかと思いますが、歩き慣れた靴でも、ピアノのペダルに慣れていないと、演奏に支障が出てしまう場合もあるので注意が必要ですね。
フィギュアスケートと(1人で弾く)ピアノ演奏の共通点についても書かれていました。どちらも、一発勝負でやり直しができない事、結果に対する責任を全て自分一人で負う事、テクニックと芸術性の2つが評価される事などです。どんなに普段上手に弾けていても、本番にミスを連発したら残念な演奏になってしまいます。その場の一回限りの演奏で、全てが判断されてしまうのです。また、フィギュアスケートも、技術が素晴らしくても感動するような演技でなければ優勝はできません。指だけがよく動くピアニストの運命と似ていると、本の中で書かれていました。
本番で演奏する時、それがどんなに小さい会場であっても、緊張してあがってしまうというのは、誰もが経験していることだと思います。なんとか克服したいと思い、いろいろと工夫するわけですが、本の中でもこの「あがる」という事について書かれていました。万全の備えをしていても、突発的に自分を襲ってくるという表現をされていて、まさにぴったりと思ってしまう方も多い事でしょう。
ヨッフムという巨匠クラスの指揮者は、指揮台に上がるといつもポケットから小さなメモを取り出して頷くのだそうです。ある日、オーケストラの人がそれについて尋ねると、そのメモを見せてくれたそうです。さて、なんと書かれていたと思いますか? 偉大な指揮者が見ている演奏直前のメモですから、よほど重要な事が書かれているのかと思いますよね。
その答えは、「落ち着いて」。
よく私たちも本番の舞台袖で、生徒さんにお話している言葉そのものです。多くの舞台を経験している音楽家でも、実は同じなのだと、ある意味ホッとしてしまいます。
ちょっと変わった「あがらない」ための対策をしていたポーランドのピアニストは、舞台隅の良く見える所に愛犬を座らせ、ピアノの上に祈祷書を置くのだそうです。愛犬は、もちろん本物のペットですから驚きですよね。ペットの犬と、祈祷書がないとピアノを弾けないと言って、そのスタイルを貫いていたそうです。今では、ちょっと考えられないですがね。
ピアノ界の大巨匠の一人ホロヴィッツが、かつて13年ぶりに演奏会を開いたとき、中村さんの知り合いが最前列で聴きに行ったそうです。その方のお話では、ホロヴィッツは手が震え、膝がガクガクしていて、プログラムの前半の演奏は、ずっとあがったまま終わってしまったのだそうです。超一流のピアニストでも、緊張するのですね。
中村さんご自身のエピソードも書かれていて、以前、本番前に同じピアニストの友人が訪ねてきたのだそうです。その時に友人が、先日同じ曲を弾いたときに間違えてしまった箇所の話をしたのだそうです。そして、中村さんの演奏が始まりますが、先程友人が話していた箇所で、同じように間違えてしまったのだそうです。それ以来、演奏前には絶対人に会わない事にしていたのだそうです。
確かに、本番直前でネガティブな事を考えたりしますと、本当にそのようになってしまうので、反面教師として覚えておきたいですし、「メモを見る」というのも良さそうですね。
(この記事は、第213号のメールマガジンに掲載されたものです)
今回の「たのしい音楽小話」は、「エリーゼのために」がなぜ名曲なのかというお話です。
昨年春に出版され話題となっている、「音楽の大福帳 クラシックの真実は大作曲家の「直筆譜」にあり!」という本を読んでみました。
ヨーロッパへ旅行に行った時に、よく作曲家の生家や住んでいた住居、博物館などを訪れますが、その時に色々な展示物と共に、直筆譜や初版の楽譜を見ることがあります。
直筆譜は作曲家自らが書いた楽譜なので、手紙などと同じように「その人らしい」雰囲気が漂っているものです。バッハですと、いかにもカチッとした感じ、ショパンは、どこかのご令嬢が書いたような、柔らかくしなやかな感じがしています。
それぞれの作曲家の音楽とリンクする気がして、見ているだけでも興味深いものですが、その直筆譜には、演奏する上でも、鑑賞する上でも重要な情報がたくさん盛り込まれているものです。
この本は、元々「音楽の大福帳」というタイトルのブログで書かれていた記事を抜粋して本にまとめたものなので、それぞれの項目が読みやすい長さになっています。バッハの音楽についてインターネットで調べているうちに、こちらのブログにたどり着き、そして本の存在を知りました。作曲家が書いた本なので、作曲家から見たクラシック音楽の解釈や楽譜の読みとり方、名演奏の解説などが書かれています。
一生忘れない暗譜の方法や、松尾芭蕉の「奥の細道」の自筆とバッハの直筆譜の共通点、作曲家から見た浅田真央さんとキム・ヨナさんの演技の感想、どの出版社の何版を使うべきか?など、気になる項目が並んでいますが、その中で大人の生徒さんにもお子様の生徒さんにも、すぐに取り入れたくなるようなお話が掲載されていました。
それが、ベートーヴェンの名曲「エリーゼのために」についてです。
これまで多くの生徒さんのレッスンを担当してきましたが、昔から根強い人気を誇るのが「エリーゼのために」です。
発表会のプログラムでは、かなりの確率でこの曲を弾かれる方がいらっしゃるので、選ぶ際には、事前に「とにかく有名な曲なので、もしかしたら他の方も弾くかもしれません」とお話をしておかなければならない曲です。ピアノ名曲集にも、必ずといってよい程掲載されていますし、ピアノを始めたばかりの方に、将来弾いてみたい曲を聴くと、生徒さんも、また親御さんからもよくこの曲の名前が挙がります。200年以上前に書かれた曲が、遠く離れた日本で、現在でも人気があるとは本当にスゴイですね。
さて、この本の中では、最初に「エリーゼのために」の7小節目のメロディーの音について、書かれていました。
弾いたことがある方や楽譜がお手元にある方は、お分かりになると思いますが、ミドシラと書かれている楽譜もあれば、レドシラと書かれている楽譜もあります。たった1音の違いで・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、音楽全体に大きく影響する問題なのです。
正解は、レドシラの方で、「ミ」と書かれている方は誤りと言う事になります。
本の中では少し専門的な事が書かれているので、ここでは省略しますが、ミで弾いてしまうと、スッキリしすぎてしまい、わかりやすい音楽になってしまうというのです。レは、この部分では、一つ低いドの音にとても進みたくなるような性格を持っています。専門的には「解決する」という言葉を使うのですが、解決しますと、その場面が終わるので落ち着く訳です。
レドシラと弾いたときに、最後のラの音と一緒に、解決するためのドの音が出てくるはずなのですが、それが無いのです。解決しそうで解決しないという、なんとももどかしい感じのまま、ご存知のように何回も同じメロディーが出てきます。
本の中では、「何回も何回も、美人が横顔をのぞかせる事により、その美しく切ない気分が横溢(おういつ)する」と書かれていました。なるほどという感じがしますね。
また、2小節目からの右手のメロディーの各小節の最後の音が、ラ、シ、ドと3つ並んでいる事や、9小節目から始まる右手のメロディーの音(各小節の最初の伸ばす音)が、ミ、レ、ド、シと4つ下降して並んでいている事も、名曲たる大きなポイントであるそうです。
そして、「エリーゼのために」を作曲したベートーヴェンは、同じドイツ生まれの大先輩の作曲家であるバッハを尊敬して、彼の作品をよく勉強していました。
「エリーゼのために」は、現在でも大変よく弾かれるバッハの「平均律クラヴィーア曲集」第1巻の16番を勉強した成果を基に生まれた曲であるとも書かれていました。
ピアノの曲を練習している時には、間違えないようにとか、強弱をしっかりと付けてなど、いかに楽譜通りにミスをしないように弾くかという点に注力してしまいがちですが、楽譜を正しく読み取り、どのように曲が作られているのかという構造をよく勉強して(アナリーゼ)、その背景も知ることが、本当に曲を理解して演奏することに繋がっていくのだと改めて感じました。
色々な角度から学ぶことで、練習している曲の素晴らしさがますます理解できますから、弾いていてより楽しめるのではないでしょうか。
本の作者である作曲家の先生が行っている講座に参加する予定なので、後日その時のお話も出来ればと思います。
(この記事は、第210号のメールマガジンに掲載されたものです)
今回の「たのしい音楽小話」は、音楽を専門に勉強することについてのお話です。
東京芸術大学の学生さんの事を、略して芸大生と呼びますが、芸大生がどのような学生生活を送っているのか書いた本があり読んでみました。
東京芸術大学は、音楽を専門に勉強する人にとって、日本で最高峰にして最難関の学校です。
ピアニストの園田高弘さんや小山実稚恵さん、フジコ・ヘミングさん、舘野泉さん、若林顕さんなども、かつて東京芸術大学で学びました。
その他にも、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんやサクソフォン奏者の須川展也さん、歌手の安田祥子さん(由紀さおりさんのお姉さん)、作曲家の瀧廉太郎さんや團伊玖磨さん、山田耕筰さん、中田喜直さん、芥川也寸志さん、指揮者では山本直純さんや小林研一郎さんなど、書ききれないほどの有名人がすらりと並びます。
通常、音楽を専門に学ぶ音楽大学は、その名の通り音楽だけの単科大学である事がほとんどですが、芸大の場合、美術系の学部があるのも大きな特徴と言えます。平山郁夫さんや横山大観さん、岡本太郎さんなど日本の美術界の巨匠と呼ばれた方々もここで学びました。
さて、芸大生のうち、音校と呼ばれる音楽学部の学生は、どのような人たちなのでしょうか? 芸大生でなくても、そもそも音大の学生は、どのような感じの人達で、どのような学生生活を送っているのか謎ですよね。
まず、入学に関してですが、入学前から芸大の教授や、元教授などに習っている事が当たり前のようです。
これは芸大に限った話ではないのですが、入りたい音大の先生にあらかじめ習う事は本当に多く、むしろそうでない方は、ほとんどいないくらいです。
ただ、小さい頃からずっとそのような先生に習う事は難しいので、今習っている先生から紹介していただくとか、夏期講習会などのレッスンでご縁を作っておき、そのツテを利用したりします。
地方に住んでいる場合、受験の何年も前から、大都市に住んでいる先生のレッスンを受けるため、新幹線などで通う事も珍しくありません。
レッスンも月謝ではなく、レッスン1回でいくらという形で、交通費にレッスン代と経済的負担は大きくなります。それでも、親御さん自身が芸大に憧れていて、自分は入れなかったから、せめて子供にはという思いもあるのかもしれません。
ピアノやヴァイオリンは、2・3歳から始めることがとても多く、小学校入学くらいから始めると、スタートが遅くてハンデがあると言われるくらいです。
そして、芸大入学前には、有名なコンクールで上位を取る常連だったり、既にコンサートでお客さんを呼べるくらいの人たちも珍しくありません。
ちなみに、入学前から芸大の教授などに習うということは、芸大に入るためにはコネが必要という訳ではありません。
芸大という最難関の学校に入る為には、高度な演奏技術が必要で、その高い技術を身に付けるためには、そのようなレベルの先生に習う必要があり、そのような先生は最難関の芸大に多くいらっしゃるという事のようです。
入学試験では、自分が指導している生徒を審査することは出来ないようなので、公平性は保たれているようです。
個人的な感想ですが、自分が果たせなかった夢を子供に託すというのは、一見美しい話に聞こえますが、危険な面もあるのではないかと思っています。
お子様に対する親御さんの本気度という面では素晴らしく、音楽教室でも、親御さんの熱心さがお子様の上達に大きく影響している事は、多くの講師と意見が一致するところです。
しかし、子供の意思をくみ取り、その個性を伸ばす事よりも、自分の夢を押し付ける事に注力することにもなりかねません。子供は、親の期待に応えようとしますので、そうなる可能性は高いでしょう。
現に、芸大に入って才能も抜群だった人が、卒業後「義理を果たした」と言って、楽器をキッパリと辞めてしまった例もあるようです。
とても小さい頃からピアノや音楽を習わせる場合、お子様自身が、「やってみたい」と言える年齢ではない場合も多いのです。
きっかけは、親御さんの「音楽をやってみたら?」「ピアノを習ってみたら?」という事であっても、お子様が「やらされている」という気持ちではなく、楽しいから音楽を勉強しているとか、好きだからピアノを弾いているという気持ちになってもらう事の大切さを改めて感じました。
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