みなさん、ピアノを弾くとき、どこを見て弾いていますか?

楽譜ですか、それとも鍵盤ですか?

楽譜の場合、右手のト音記号の音符、左手のへ音記号の音符、どちらを見ていますでしょうか? または、初級者の方の場合、音符よりも、音符の上にご自身でふった音の名前(ドレミ)だったり、指番号かもしれません。

ピアノの演奏に慣れている方は、あまり不思議に感じないことかもしれませんが、ピアノの初心者や初級者の方にとって、右手と左手と別々の音符を見て、別々の指で別々の鍵盤を同時に弾くという動作は、非常に特殊な技術のように感じられると思います。

このどこを見て弾くかということについては、どれが正しいというものはなく、人それぞれ、自分に合ったやり方があるようです。

例えば、右手のメロディーを先に覚えてしまい、左手の楽譜を見ながら弾く人や、左手の伴奏のパターンを覚えてしまい、右手のメロディーは楽譜を見て弾く人、両手とも楽譜は覚えてしまい、実際に弾く時は鍵盤を見て弾く人。また、曲によって、やり方を変える方もいます。

1つの曲が弾けるようになるのに時間がかかるという方は、このやり方を変えてみるのも1つの方法かもしれません。

また、初心者や初級者の方の場合、「自分に合ったやり方」と言われても、なかなか難しいと思いますので、コン・ヴィヴァーチェの教材では、その曲に合った効率のよい進め方についても説明しています。

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