今回は、ピアノ教室でのインフルエンザの状況についてお話をいたします。

今年は夏にインフルエンザが流行るという異常な状況になりました。ピアノのお教室でも、インフルエンザ対策には余念がありません。

ピアノの場合は個人レッスンがほとんどですが、他の楽器の場合はグループレッスンも多く行われていますので、あっという間に広まってしまう可能性もあります。

しかし、個人レッスンの場合でも、狭い空間でレッスンをしていますし、ロビーなどのレッスン室以外での感染の恐れもありますので注意が必要ですね。

お教室では、注意を促すお手紙を配布したり、洗面所やレッスン室にアルコール消毒を設置していますので、今のところお教室で広まったことはないようです。

ただ、今後ある程度以上の生徒さんが欠席をされた場合には、お教室を一時休講する対策も考えているようです。

私が実際にレッスンをしていますと、やはり学校に通っている生徒さんがインフルエンザにかかってしまったケースをちらほらと見かけます。また、それ以上に学級閉鎖や学年閉鎖、はたまた学校を一時閉鎖した所もあり、本当に広まっているのだと実感しています。

新型のインフルエンザが出始めた頃に大学がいち早く閉鎖し、そして少しずつ小学校や保育園などで学級閉鎖などが始まり、秋の文化祭シーズンで一気に高校生に広まってしまったという感じがします。

それに対して、大人の生徒さんを見てみますと、インフルエンザにかかって欠席した方は、今のところいらっしゃらないのです。これは、会社などでお仕事をされている方も含めてです。会社に勤めていますと、お子様と同様に多くの方と同じ空間で過ごしていることになると思うのですが。

お元気でレッスンに通われている事はとても喜ばしいことなのですが、何故だろうと不思議に思っています。

ピアノは他の楽器と違い、同じ楽器を共有することが多いので、ご自宅でご自身だけが弾く場合を除いて、どうしても手からの感染予防も考えなくてはならないと思います。

身近に出来る手洗い・うがいを徹底して、元気に過ごしたいものですね。

「ピアノ教室の出来事」について

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