ピアノを始められて、しばらくすると、シャープやフラットの黒鍵を使う曲が出てきます。

皆さんは黒鍵を、無理なく弾く事が出来ていますか?

黒鍵を弾く時には、まずは指番号を守る事が大切です。指番号の書いていない曲を弾く場合には、2番(人差し指)、3番(中指)、4番(薬指)で弾くように、指番号を工夫しましょう。

その際、1番(親指)の指を避けるようにしましょう。この指は他の指に比べて短く、手首に近いところにあるので、鍵盤の奥の方にある黒鍵が弾きにくくなるからです。

また、指番号が適切でも、手全体を(頻繁に使用する)白鍵を弾く位置のままでずっと弾き、急にシャープやフラットの黒鍵を弾こうとしますと、手首が上がりすぎたり、指が伸びきってしまったり、また黒鍵を弾く直前の指が、手前に巻き込んだような状態になったりします。これは、いずれも手に負担がかかる、無理な状態といえます。

これを避けるためには、黒鍵を弾く1小節前あたりから、徐々に手全体を鍵盤の奥の方へ入れていき、黒鍵を無理なく弾くための準備をしておくとよいでしょう。

このようにピアノは、手を左右に動かすだけではなく、前後に動かすことも大切になってくるのです。

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