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con Vivace Piano Concierge |
全校の前で校歌を弾きます
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全校の前で校歌を弾きます。とても緊張しています。間違えそうです。
どうしたらいいてしょう・・・。
一人で練習をしている時とは違って、人前でピアノを弾くことは、誰でも緊張するものです。
私自身もこれまでに色々な所で色々な曲を弾いたり、全校生徒の前で校歌の伴奏をしたこともありましたが、
かなりの経験を積んでも、今でも多少なりとも緊張して弾いています。
プロのピアニストでさえ、毎回のコンサートで緊張するのですから、
「緊張を無くすことよりも、緊張しても普段の力を発揮出来るような対策」を考えていきましょう。
そのためには、以下のような練習が良いでしょう。
・緊張して弾く練習
・自信を持って弾く練習
・コントロールして弾く練習
緊張して弾く練習とは、緊張して弾く経験を積むことです。
家族やお友達などの前で弾くことで、緊張感を持ちながら弾くことが出来るかと思います。
一人だけでする練習としては、イメージトレーニングが挙げられます。
当日ピアノを弾く場面を頭の中でリアルに深くイメージします。
上手にイメージできますと、よりリアルな感覚を掴めて、少しドキドキしてきたり、手が汗ばんできたりというように緊張してくるはずです。
その状態で、本番だと思ってピアノを弾くのです。
この方法は、ピアノの練習の時に、いつでも何回でも反復出来るのでお薦めです。
人前でピアノを弾く時には、自信を持つことも大切な要素です。
間違えずに弾いていても、自信のない演奏は、不安定な音楽に聴こえてしまい、音楽の良さが伝わりにくいからです。
冷静に、また客観的にご自分と向き合って、弾く曲の中で、心配な個所や不安な部分がどこなのかチェックしてみましょう。
その部分を1か所づつ「もう大丈夫」と納得できるまで練習し、不安を取り除いていきます。
細かく練習するほど、効果は高くなると思います。
コントロールして弾く練習は、すぐに実践していただきたい事です。
普段ピアノを練習していますと、段々と弾けるようになりますので、無意識にピアノを弾いている状況になりがちです。
最初の音だけ意識をすれば、もれなく1フレーズどころか、最後まで何も考えずに指が勝手に弾いてくれているような状況のことです。
これは、とても慣れているとも言えますが、ご自身でコントロールして弾いているとは言い難い状態です。
コントロールしている感覚がないまままに弾いていますと、ある日突然音が抜けたり、弾けていたところが弾けなくなったりします。
これは、普段の練習でも起こりますが、本番いきなり起こることもあるのです。
これを避けるために、普段の練習で、ゆっくり1音づつ弾いて、音と指の弾いている感覚を1つづつ掴んでいきます。
すべての音と指を、口頭で説明できる位までを目指されるとよいかと思います。
その後は、逆に、本番多少速いテンポになってしまっても弾けるように、少し速いテンポでの練習もされるとより安心ですね。
そして最後に、「間違えそう」などと良くないイメージを持ってしまうと、本番そうなってしまうこともありますので、
良いイメージを持つようにしましょう。
私自身も、「この部分の暗譜を忘れそう」などと思っていたら、本番本当にその部分を忘れてしまったことがあります。
このような失敗をしないように、「大丈夫。普段通りの演奏が出来る」と良いイメージを持つように常に心がけましょう。
頑張ってくださいね。
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