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tr(トリル)が速くできないのですが、どうしたら速くできますか?

  • tr(トリル)が速くできないのですが、どうしたら速くできますか?
    一応、練習していない時など、机の上等で指をカタカタさせたりしていますが…。

トリル(tr)は、装飾音符の1つで、色々な曲によく出てくるテクニックです。

トリル

この記号は、音符の真上に書かれていて、その音符と1つ高い音を交互に素早く弾いていきます。 装飾音符ですので、弱く速くたくさん音符を弾いていくと綺麗に聴こえますが、なかなか難しいものです。

ピアノが弾けない時などに、机の上で指の動きを練習されているそうですが、それは1つの練習方法として効果があると思います。
机の上などで練習するときや、実際にピアノで練習をする時に、気を付けていただきたいポイントは以下の3つです。

・指の動きをなるべく小さくする
・力を抜いて軽く弾く
・指番号を工夫する

トリルを弾く時に、指を大きく動かして一生懸命弾いてしまうことがありますが、これでは頑張っている割にスピードも出ませんし指も疲れてしまいます。 思った以上に相当小さい動きで弾けますので、ご自分の指の動きがオーバーアクションになっていないかチェックしましょう。

装飾音符は、メロディーそのものの音というよりも、メロディーを引き立たせるための音ですので、弱く弾いた方がきれいです。 しかし、弱く弾こうと思うと、力が入ってしまったり、弱すぎて音が鳴らなかったり、一部音が抜けてしまったりします。 体や指の力を抜いて、指先で鍵盤をそっと優しくなでるように弾きますと、楽に弾けるようになります。

トリルは、隣り同士の音を交互に速く弾きますが、指番号を工夫することで弾きやすくなることもあります。 また、逆にトリルの弾きにくい指番号もありますので注意しましょう。
右手の場合、5番の指はトリルが弾きにくいので避けた方が良いでしょう。 一番弾きやすい指は、2番と3番の指です。 まずは、この指からトリルを練習してもよいかもしれません。

その他、3番と4番、2番と4番、1番と3番という指番号もありますが、人それぞれに弾きやすい指番号がありますので、 一度お試しになり、ご自身の弾きやすい指番号を探すのも良いでしょう。

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