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1度上がる、2度上がるとはどういうことですか?
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1度上がる、2度上がるとはどういうことですか?
また、五線譜の初めの部分にかぎかっこのような記号があるのですが何でしょうか
物を数えたり長さを測るときに、「○個」「○本」「○p」などの単位を使うように、音と音の幅(距離)を示す時に「度」という単位を使います。
音楽では、出発点を1と捉えますので(日常では、0を出発点とします。定規を思い浮かべるとわかりやすいと思いますが)、同じ音(ピアノで言いますと同じ鍵盤の音)の距離を1度と言います。
つまり、「ド」と「レ」の距離は、2度ということになります。
また、音楽では音が高くなる時に「上がる」、音が低くなる時には「下がる」という言葉を使う事もよくあります。
次に五線譜の始めの記号についてですが、楽譜は五線を使って、左端にト音記号やヘ音記号が書かれます。
声楽(歌)やヴァイオリン、フルートのように、基本的に一度に1つの音を出す楽器の楽譜は、1段の五線譜で書かれています。このような楽譜を「譜表」と言います。
ピアノは、一度にたくさんの音が出せて音域が広い楽器なので、ト音記号とヘ音記号の書かれた五線を2段一緒に見て演奏をしていきます。
このような楽譜を「大譜表」と言います。
合唱やオーケストラのように、いろいろな楽器を用いた音楽の場合には、それぞれの楽器の「譜表」を1つにまとめないと一緒に演奏ができません。
その時に、「かぎかっこのような記号」が使われます。そのような楽譜を「スコア(総譜)」といいます。
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