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con Vivace Piano Concierge |
フォルテが強く弾けず、表現に幅が出ないのですが...
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いつも楽しく拝見しています。
フォルテが強く弾けず、表現に幅が出ないのですがどのようにすればフォルテが弾けるようになりますか?
よろしくお願いいたします
音楽を演奏していますと、曲がどんどん盛りあがってきますので、フォルテなどの強い音を弾く事があります。
中にはフォルティッシモや、フォルテで弾く音にアクセントやスフォルツァンドなど、フォルテよりもっと強く弾く指示もあります。
ピアノで強い音を弾く時、特に小さいお子様などは鍵盤を叩いてしまうことがありますが、これでは強い音が出るかもしれませんが綺麗な音にはなりません。
強い音を出すためには、まず浅く椅子に座ります。
浅く座る事で、腰や太ももに体重がかからず、足の裏に体重がかかり、指に体の重みをかけやすくなります。
そして、あらかじめ指を鍵盤に乗せておき、腕や体の重みを一瞬のうちに指にかけるのです。
この時、少し体が前傾姿勢になるかと思います。
ピアノという楽器は、速いスピードで鍵盤を下げると強い音が出ます。
(逆に弱い音を出す時には、ゆっくりとしたスピードで鍵盤を下げればよいのです)
鍵盤から指が離れている状態で行いますと、指が鍵盤を叩いた音も混ざるので、綺麗な音になりませんので気を付けてください。
また、体が小さい場合、無理をしますと手の故障に繋がる危険性もあります。
なお、音の強さの幅を広げることで表現の幅が広がりますが、フォルテのところで、しっかりと強い音を弾く以外に、弱い音を追及していくやり方もあります。
強い音と弱い音、両方の表現に意識を向けて、バランス良く表現の幅を広げていくことが大切かもしれませんね。
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