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標準バイエルと子供のバイエルは、どう違うのですか?
本屋で、いくつかのバイエルがあって、標準バイエルと子供のバイエルは、どう違うですか。
初めてピアノを習う子供にはどれがいいですか?
バイエルに限らず、いろいろな曲について、たくさんの出版社から楽譜が出ていますので、楽譜選びは迷うところですね。
バイエルについては、お話されているように、標準バイエルと子供のバイエルがあります。 これはどちらも、いわゆる「バイエル」そのものです。そのため、曲自体は同じものですが、その他のところで異なる部分があります。
標準バイエルは、1冊で完結していて、一般的な楽譜と同じ音符の大きさで書かれています。 説明が少なく、よくある普通の練習曲集と同じような楽譜になっています。
標準バイエルピアノ教則本
(全音楽譜出版社)
子供のバイエルは、上巻・下巻に分かれています。 音符が大きく書かれていて、お子様が見やすいようになっています。(段々と小さくなりますが)
音符の事、調性の事、音階の事、タイなどの楽譜の記号の事など説明も多く書かれていて、お子様を意識した言葉使いになっています。
シャープやフラットの音が出てくるところでは、「#●の音は、この鍵盤を弾く」と言うように、鍵盤の絵を使って説明をしています。 また、ところどころで題名の付いた曲があり、気分転換をしたり、楽しみながら今までの練習を応用させて弾くようになっています。
子供のバイエル
(全音楽譜出版社)
大人の方や中・高校生くらいからピアノを始めて、バイエルを使う場合には、標準バイエルの方が使いやすいかもしれません。 お子様が使われる場合には、子供のバイエルの方が使いやすいかと思いますが、今ではミッキーなどのキャラクターが描かれているものもあります。
こどものバイエル ミッキーといっしょ
(ヤマハミュージックメディア)
可能ならば、見比べてお子様が見やすいもの、好きそうなものを選ばれるとよいでしょう。
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