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con Vivace Piano Concierge |
小3の息子と年中の娘に楽譜を見ずに弾く悪い癖
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子供たちがピアノを習って2年3ヶ月過ぎました。何とか細々練習もしています。
練習をしている様子を見ていて気付いたことなんですが、小3の息子(バイエル80番台と併用本)、
年中の娘(バイエル50番台とテクニックの本)に共通している悪い癖は楽譜を見ずに弾くことです。
新しい曲を練習する時も、先生の所でレッスンを受けて譜読みをしてくる時以外はほとんど楽譜を見ないんです。
ある程度メロディが頭の中に入ると、メロディに合う伴奏はこんな感じかな?というように勝手に弾いてしまうんです。
なので、毎回先生には楽譜を見て弾くように言われてきます。
家で練習する時には注意するのですが、息子に至っては言ってもなかなか改めないのでイライラしてしまい、
「それじゃあまた合格しないわよ!」っと余分な一言を言ってけんかになります(反省)。
何度か家での練習の時に赤ちゃんが付ける吸盤付きのエプロンを付けさせたりして鍵盤を見られないようにして
(楽譜を見るように)工夫したりするのですがなかなか改善されません。
何か良いアドバイスがいただけると大変うれしく思います。
よろしくお願いします。
楽譜を見ないで弾くとか、覚えてから弾くという方は、お子様だけではなく大人の方にも見られます。
いろいろな考え方があるかと思いますが、個人的には、楽譜を見ないで弾くことが良くないとは一概には言えないと思っています。
なぜなら、近年とても話題になっている辻井伸幸さんのように、全てを覚えて弾いている方が、国際コンクールで優勝しているからです。
国際的に認められているということなので、そのような弾き方も一つの方法と捉えてよいのではないかと思います。
ただしこれは、音やリズム、強弱などのニュアンスなど全てを正しく覚えるということが必須なので、実際のところ難しいことが多いかと思います。
また、覚えてから弾いている生徒さんをレッスンしますと、間違えたまま覚えてしまっていることも多く、
直すのに時間がかかることが多いように思います。そのため、覚えて弾くことと同時に、楽譜を見て弾くことも出来るのが一番良いと思います。
ご自宅での練習では、弾いているスピードと、楽譜を目で追いかけていくスピードを一致させることが重要です。
お子様が弾いているときに、横に座って、手で楽譜上の弾いている部分を差していきましょう。
そして時々「今、ここを弾いているのよ。見て。」というように、注意を促していきます。
また、弾いている途中でストップさせて「今、どこを弾いているの?楽譜で教えて」と、今止めたところを楽譜で示してもらう練習もよいかと思います。
これはクイズのようにできるので、ゲーム感覚にもなります。
始めはなかなか正解しなかったり、答えるのに時間がかかったりするかもしれませんが、徐々に慣れてきて注意深く楽譜を見ながら弾けるように
なるのではないかと思います。
答える制限時間を作ったり、連続して正解出来たら、その日の練習を終了にするなど、いろいろと応用も出来るかと思います。
また、曲の途中から弾く練習もしてみましょう。
その際は、フレーズの始めなどではなく、曲の途中からにします。(音楽的にはとても変なのですが)
覚えてから弾く方の場合、途中から弾くことが難しいことが多く、合図した部分からではなく、フレーズの区切りのよい所からでないと弾けないということが起こります。
調子が出るまでに結構時間がかかることもありますが、必ず合図した所から弾く練習をします。
そうすることで、楽譜を見ないと弾き始めることができませんので、楽譜を見ながら弾く良い練習になります。
これらの練習に並行して、どのような練習をするとよいのか、先生に直接アドバイスも頂いてみてください。
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