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con Vivace Piano Concierge |
ノクターン20番、終盤の音階の連符がうまく弾けません
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はじめまして、いつも参考にさせていただいております。
2ヵ月後に小さな発表会がありノクターン20番を弾くのですが、終盤の音階の連譜がうまく弾けません。
速く弾こうとすると指が滑ったりもつれたりしてしまいます。
子供の頃にバイエルが終わる前にやめてしまい、今年の4月に20数年ぶりにレッスンを再開したばかりなので、
この曲を弾くにはまだまだ技術不足なのはわかっているのですが・・・
どのような練習方法がよいでしょうか。
普段のレッスンではプレインベンションやバッハの小品を1曲ずつくらいとメインの曲で、ツェルニーやハノンのような教則本はやっていません。
ご教授よろしくお願いいたします。
この作品の印象的な部分が、終盤の音階になっている連符です。難しい所ですが、きれいに弾けるようになりますと、よりロマンチックな演奏になりますね。
片手でゆっくりと、弱く弾く練習をしましょう。
その時に、絶対力を入れず、必要以上に腕や肘などが動かないように、動きを小さくコンパクトにしておきます。
この状態のまま、少しづつテンポを速くしてみましょう。
少しでも力が入ってしまったり、動きが大きくなってしまいましたら、すぐに元のゆっくりな速さに戻し、弾き方を再確認しましょう。
両手で弾く時には、両手で合わせて弾く音とそのタイミングを決めることが重要です。
この曲の18連符や35連符などは、基本的に割り切れない(右手の音と左手の音を弾くタイミングが完全には一致しない)ので、適当に弾いてしまいがちですが、どのタイミングで右手の音と左手の音を合わせるのかを、あらかじめしっかりと決めておくのです。
もし、両手で合わせて弾くときの音がぶつかってきれいな響きにならなくても大丈夫です。(音楽は流れていくもので、かつ、この部分は非常にスピーディーなので、そこまで厳密には聴こえないためです)
両手を合わせるタイミングを決めることで、右手の連符の速さが決まってきます。この速さが決まらないと、弾くたびに右手の連符の速さが変わり、きれいに弾けないものです。
頑張ってくださいね。
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