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平均律曲集1巻7番BWV852プレリュードのタイの弾き方
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平均律曲集1巻7番BWV852のプレリュードについて質問があります。
全音符がタイで2小節以上に渡っている箇所があります。
私はタイでつながってるので鍵盤を押さえたままにしていますが、音はとっくに消えてしまっていて、
鍵盤を押さえている意味が無いように思えます。
音が消えてしまった場合は、再度打ち鳴らした方が良いでしょうか?
この曲の冒頭部分(左手のミのフラット)、8・9小節目の左手のシのフラット、および 68小節目から最後の小節までの左手のミのフラットは、
ご指摘の様に長く音を伸ばします。4分の4拍子で2小節以上伸ばしますので、かなり長いですね。
演奏する速さなども影響するかと思いますが、ピアノの音は、かなり残響が残るものですので、どちらの部分も途中で音は消えずに、きちんと鳴っています。
弾きながら、よく耳を澄まして聴いてみて下さいね。
つまり、再度同じ鍵盤を弾いたりせずに、タイをしっかりと守って演奏しましょう。
なお、冒頭部分の左手のミのフラットは、1小節目の4拍目の最後に弾く音が同じミのフラットになりますので、結果的に同じ鍵盤を弾く事になり、一番よく音が聴こえます。
きちんと音が残っていることを確認するのに最適です。
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