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入試でソナチネアルバム、バッハ「2声のインヴェンション」が課題ででています | |
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入試でソナチネアルバム、バッハ「2声のインヴェンション」が課題ででています
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今、中学2年生なのですが、まだピアノ経験がありません。
専門学校の音楽科で声楽コースに興味があるのですが、課題にピアノがあります。今年の2月から声楽は習い始めたのですが、今からピアノを習っては、来年の入試には間に合わないでしょうか?
今年の課題は、以下の通りです。難易度も分からないので、質問しました。今から習えば、弾けそうなものですか?
A) ソナチネアルバム[全音楽譜出版社版または音楽之友社版]第1巻より、1番から17番までの任意の1曲
B) J.S.バッハ:2声のインヴェンションより 任意の一曲
これからピアノを習い始めて、来年度の入試に間に合うのかは、いただいた内容だけでお答えする事は、とても難しく感じています。最も早く判断できる方法は、ピアノの先生をお探しになって、実際に一度聞いていただくことかと思いますが、ここでは、出来る限りの範囲でお答えさせていただきます。
学校で音楽の授業を受けていますし、声楽も習っていますから、ある程度は楽譜が読めるのではないかと思われます。
今からバイエルなどの練習曲を、全部ではなく、ある程度飛ばしながら弾けるようにしていき、入試の課題曲が発表になる前までに(おそらく来年夏から秋の始めくらいかと思いますが)、ソナチネアルバムの曲を数曲くらい弾いていれば、間に合う可能性があるかと思います。
ただし、これは相当ハードな進め方ですので、相当の覚悟と練習が必要です。
また、バッハのインヴェンションは、曲の作り方に特徴がありますので(バッハなどのバロック期の作品全般に言えることですが、メロディー&伴奏という作り方ではなく、すべてがメロディーであるという作り方)、そこは、今から楽譜を読む練習をなさると良いかと思います。
入試の場合、すべての曲を暗譜で(楽譜を見ないで演奏する事です)弾くことが殆どなので、その練習も必要ですが、バッハの曲は先程のお話のとおり、作りに特徴があるため、特に暗譜で苦労する人が多いので、この点も十分に練習をされるとよいでしょう。
実際にピアノの先生を探す場合には、まず始めに、今習っている声楽の先生にご相談をされるとよいかと思います。声楽の先生が、ピアノの先生をご紹介してくださるかも知れません。ご自身でピアノの先生を探す場合には、志望している学校のピアノの先生を探して、習うことが合格への近道になります。
最後に、入試は音楽の科目だけではなく、一般の科目もあるかと思います。そちらの方で、余裕を持って合格ラインの点数が取れるように、学科のお勉強も十分に準備をなさるとよいでしょう。
夢に向かって、頑張ってくださいね。応援しています。
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