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con Vivace Piano Concierge |
小6女の子です。小2から本がほとんど変わりません
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こんにちは、ピアノ歴6年の小6女の子です。
今『バーナムテクニック2』『ギロックこどものためのアルバム・ブルグミュラー25・ピアノランドDの3冊の内から1曲』
『50ピアノメソード練習曲』と『弾いてみたい曲』を教えてもらっています。
実は小2から本がほとんど変わりません。メソードも最初は省略しながらと言われてたのに、ほとんどの曲をしているので
5年目にしてやっと40番に入ったとこです。他のギロックなども同じ位のレベルが3冊もあるのでなかなか終わらないし、
中から好きなのを選んでとは言って貰えるのですが、5年もたつと飽きてしまって子供も『何でもいいわ…』と言います。
ピアノは競うものではないと思っていますが、練習して頑張っているのにお友達がソナチネやソナタを練習してると言われると
やっぱりショックの様です。
私もちょっと?と思うので、それとなく先生に聞いたりするのですが納得いく答えは頂けません。
どうしたら良いのでしょうか?
メソードの次はチェルニーと先生は言ってたと娘は言ってましたが、それも30番か50番か分かりませんが
沢山練習曲が入ってると思うとまた何年も本が変わらずに
いつのまにか中学が終わって高校になってもチェルニーかもしれん…と娘のモチベーションが下がっています。
最近ではピアノは好きだけど先生が完璧を求めすぎて終わらせてくれないとか厳しすぎで進まないから、
なりたかったピアノの先生なんてもう無理だねなどど先生に対して良い感情が持てなくなってきています。
今更先生を変えるのも…と思いますし、先生は娘も頑張ってるし教えがいがあると一生懸命教えてくれていて
時間を延長してくれたりします。娘には『今ここで頑張れば力がついて難しい曲を弾くときに役に立つよ』とは言ってますが、
私ももうなんと言っていいのか分かりません。このまま続けさせて良いのでしょうか?
長々と申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
これは、なかなか難しい問題ですし、お子様にとっても親御さんにとっても、とても悩む問題ですね。
ピアノのレッスンは、学校の義務教育のように、学年や年齢で学ぶものが決まっているわけではなく、使用する教材も決まっていません。
通っているピアノ教室/音楽教室や、同じ音楽教室でも教える先生によって使用する教材が異なり、指導方針や指導内容も異なってきます。
もちろん、進むペースもそれによって大きく変わってくることになります。
教材を見る限りでは、テクニック系のものが割と多いような印象を受けますが、これもその先生の指導方針によるものと思われます。
現状を打開する方法としては、まず、これからのレッスンの方針について確認されるとよいでしょう。
レッスンの教材は、全部の曲を弾く場合と飛ばしながら必要な曲だけを弾く場合があります。今、使用されている教材の全ての曲を弾くのか聞いてみましょう。
また、今の教材が終わった後の教材についても確認されるとよいでしょう。
「メソードの次はチェルニーと先生は言っていた」とのことで、おそらくチェルニー30番練習曲へ進むのではと思いますが、それも確認されるとよいですね。
ちなみに、チェルニーの練習曲は30番、40番、50番練習曲という順番に進みます。
実は、私も子供の頃そのように進めていて、中学・高校生の時には、ずっとチェルニーの練習曲を弾いていました。
ただし、この進め方は音楽大学など、専門的にピアノを学ぶ場合の事であって、50番ともなりますと結構難しくなりますので、
そこまでテクニックの練習が必要なのかは、それぞれの先生の判断になるかと思います。
どこまで細かく指導をするのか、どのレベルまで曲が仕上がったら合格とするのかも、先生によって大きく変わってきます。
私も、昔はちょっと細かくレッスンをし過ぎて、教材の進め方があまり速くなかったことがありました。
ピアノを教え始めて3年目くらいの、まだまだ新米の講師だった頃の話です。やはりよく弾ける生徒さんで、ちょっと注意をするとどんどん上達するので、つい熱中してしまい、
その生徒さんだけ曲の合格ラインをかなり高くしてしまっていたのです。
その時、生徒さんのお母様から、「ある程度弾けたら次の曲というように、もう少し曲の進め方が速いといいのですが..」と言われて、はっと気が付き、
その後は気を付けるようになりました。
先生が案外気が付いていないこともあるので、「いろいろな曲を弾かせたいので、もう少し曲の進め方が速いといいのですが..」と聞いてみるのも良いかもしれません。
それでも、もし変化が無い場合は、お子様だけではなく、他の生徒さんのペースも同じくらいだと推測されます。
現在の教材を全て弾くのか、その後の教材は何か、またそれは全部弾くのか、曲の進め方についてお話した後、レッスンのペースは変わったか?
これらを総合的に見て、今後のレッスンの検討をされるとよいでしょう。
お子様のモチベーションが下がってしまっていることは重大な問題ですので、場合によっては先生を変えるという決断が必要かも知れません。
お子様が、また楽しくレッスンが出来るようになると良いですね。
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子供のためのピアノ教育 [教材]
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