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con Vivace Piano Concierge |
「ベニスの舟歌」と「金婚式」。無理なく弾けるのはどっち?
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おとなになって最近ピアノを再開しました。15年ぐらいブランクがあります。
「ベニスの舟歌」か「金婚式」を練習しようかと考えていますが、無理なく弾ける曲はどちらでしょうか?
以前はバイエル、ブルグミュラー終了程度でやめています。やはりブランクがあるのでバイエルの後半ぐらいからおさらいしたほうがいいですか?他、良い曲はありますか?
ブランク後にピアノを再開する場合、始めは少し易しい曲を数曲弾いて、思い出しながら慣らしていくとスムーズに進められると思います。
また、その際に、ピアノをやめる前に弾いていた曲の中から好きな曲や、少し覚えている曲、なんとか弾けそうな曲を選ぶとより良いですね。
場合によっては、練習曲もお弾きになると指の感覚を思い出せるかもしれません。あくまでも、以前の感覚を思い出すためなので、あまりきっちりと完成を目指さなくてもよいでしょう。
ブランク前は、ブルグミュラーの終了まで進められていたようですので、まずはブルグミュラーの中から1・2曲軽く弾いてみましょう。
なんとかなりそうでしたら、そのまま少し練習をしてみてください。かなり忘れているようでしたら、バイエルの後半あたりの曲を1・2曲弾いてから、ブルグミュラーに進むのがお薦めです。
そして、指ならしに数曲弾いて、少し以前の感覚が掴めてきましたら、弾きたい曲に取りかかりましょう。
「ベニスの舟歌」「金婚式」はタイプの違う曲ですし、お弾きになる方の得意・不得意もありますので、なかなか簡単にはお薦め出来ないのですが、
「金婚式」は、
全音ピアノピースの楽譜
を使う場合、曲が少し長く、左手の伴奏の音が飛んだり(使う音域が広い)、途中で転調して調号が変わります。
それに比べて「ベニスの舟歌」は、調号が3つ付いていますが、見開き1ページで曲の長さも手頃ですし、左手の伴奏も少し慣れますと弾きやすい形だと思いますので、
こちらを先にお弾きになるとよいかと思います。
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