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con Vivace Piano Concierge |
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ピアノが上手く弾けません。どうしたら、よいのでしょうか?
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楽譜を見ても、ピアノの弾き方がよくわかりません
「ピアノが上手く弾けない」という場合、大きく4つに分かれます。
1つ目は、楽譜を正確に読むことができず、弾き方がわからない場合。
2つ目は、楽譜はとりあえず理解したが、弾こうとしても全然弾けない場合。
3つ目は、ある程度弾くことができているが、曲の一部がどうしても弾くことができない場合。
4つ目は、とりあえず曲は最後まで弾けているが、なんとなく変な気がする、または教材などに付いている模範演奏と比べて自分の演奏がおかしいことはわかるが、どこがおかしいのかわからない場合です。
このページでは、1つ目の「楽譜を正確に読むことができず、弾き方がわからない」場合と、2つ目の、「楽譜は読めても、全然弾けない」場合について説明いたします。3つ目については、どうしても、上手く弾けないところがあります。このような場合、どうしたらよいのでしょうか?のページを、4つ目については、一応は曲が弾けましたが、スムーズでなく、ぎこちないですのページをご覧ください。
楽譜を正確に読むことができず、弾き方がわからない場合、楽譜を読む基礎的な知識や、ピアノを弾く基礎的な技術を習得されていないか、または、段階を経ずにいきなり難しい曲にチャレンジされて、その曲を弾くだけの知識や技術が身についていないことが考えられます。
ピアノ教室に通って、直接習うことが1番の解決策だと思いますが、独学で練習をされる場合には、使用する教材を検討されるとよいかと思います。
ピアノに限らず、何かを学ぶ際には、他の人のマネをするところから始めることが効果的で効率的であることがほとんどです。例えば、小さなお子様がピアノを始められる場合、楽譜を読んで理解して弾くというよりも、先生の指の動きを見て、それをマネすることで、曲が弾けるようになることの方が圧倒的に多いのです。独力で弾けているわけではありませんが、初心者にとって、最も効率的な練習方法であることも事実です。
最終的には、楽譜を理解して正しく弾けるようになる必要がありますが、ピアノを始めてしばらくのうちは、楽譜に頼ることが難しいので、それ以外のお手本となる物を見つけることが重要です。
一般的に、人間は、目からの情報のインプットが最も効果的と言われていますが、小さなお子様が、先生の指の動きをマネすることで曲が弾けるようになるのは、正に、この効果によるものと言えます。そのため、単に楽譜が書いてある教材よりも、弾く鍵盤の場所が目で見てわかるような教材の方が効果的である可能性があります。(「自宅でできる はじめてのピアノレッスン」は、このような経験のもと製作をいたしました)。
また、目からの情報のインプットが難しい場合、耳からの情報が重要です。楽譜を正しく読むことができなくても、模範演奏を聴くことで、どのような曲なのか理解することができますので、それによって難易度が随分下がります。楽譜を見ながら曲を聴くことで、その曲を弾く際のイメージもできますので、おのずと弾き方もわかってきます。曲がうまく弾けない場合にも、模範演奏の音と聴き比べてみることで、自分の演奏で何が問題なのかが見つかることも多々あります。このような模範演奏が付いている教材を使うのも1つの方法でしょう。(趣味のピアノ・楽譜教本も、模範演奏の音が付いています)。
いきなり難しい曲にチャレンジして、弾き方がわからなくなっている場合は、2つの方法が考えられます。1つは、段階を経ないで、いきなり難しい曲にチャレンジすることで、つまずいていることになりますので、再度基礎を固めるために、もう少し簡単なところからやり直すという選択です。もう1つは、無理やりにでも、その曲を仕上げる場合には、曲を可能な限り細かく分けて、それぞれの部分練習をすることで、弾ける部分と弾けない部分に分けられますので、弾けない部分について、どうしても、上手く弾けないところがあります。このような場合、どうしたらよいのでしょうか?のページに書かれているような対策を行い、少しずつ、弾ける範囲を広げていく方法です。
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