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con Vivace Piano Concierge |
録音して聞いてみるとあまりのふらつきにびっくり
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現在、小5の娘はピアノコンクールなどに出場し、小さな賞にありつきながらも日々努力しております。
普段の練習では本当によく弾けているのですが、いざ録音をして聞いてみるとあまりのふらつきにびっくりしてしまいます。
審査の講評で、少しふらつきがあると書かれて以来、メトロノームの使用は欠かした事がないのですが、あまり効果がないようです。
生まれつきなのか、集中力の問題なのか、今後、本格的にピアノをしていったとしても、ほとんど絶望的なのではないかと思ってしまいます。
もし、良い方法があるようでしたら、お願いします。
ご質問の内容から、コンクール本番での演奏(の録音)と判断いたしました。
普段の練習ではよく弾けているのに、いざ本番になると普段の力が発揮できないと言う事は珍しい話ではありません。
私自身も含めてどなたでも、一流のピアニストでも本番は緊張するとお話されていますので、そのことで悩み過ぎない方がよいと思います。
しかし、せっかく普段はよく弾けているのですから、その力を本番で十分に発揮してもらいたいものですね。
お話を読む限りでは、もっと「場に慣れる」事が大切だと思います。
と言っても、もっとたくさんコンクールに出場するという事ではなく、普段と違う環境で弾く事に慣れるという事です。
ご自宅での練習では、楽器にも慣れていて弾きやすいと思いますし、見慣れた物に囲まれた場所で練習していますので、環境的にも安心して弾けると思います。
しかし本番では、初めて弾くピアノなのでタッチが軽いのか重いのか弾いてみるまでわかりませんし、
また普段アップライトピアノで練習している場合、本番はグランドピアノで、しかも蓋が全開になっていますので、
目の前の視界が開けて、それだけでもビックリするものです。ホールなどの会場もとにかく広いので、身の置き所がなくて不安にもなります。
そのため、そのような環境でも力が発揮できるように、練習をしておくことが大切になります。
いつもホールで練習するわけにはいきませんが、色々な場所で練習をするようにしてみましょう。
例えば、学校の音楽室を使わせてもらったり、お友達の家に遊びに行った時に、ピアノを弾かせてもらうだけでも良い経験になると思います。
公共施設の音楽室や、ホールのリハーサル室などを利用しても料金はそれほどかからない事もあるようです。
また、コンクールに参加される時には、会場をあらかじめ下見したり、実際にコンサートなどを聴きに行くなどして、会場の雰囲気に慣れておくことも有効だと思います。
何回か行ったことのあるホールでは、緊張も軽減されますので、その分落ち着いて演奏ができるかと思います。
もちろん、普段の練習で、いかにコントロールして弾くかということや、曲の完成度を高めておく事も必要です。
お子様が本番でも十分に力を発揮して、素晴らしい演奏が出来るようになるといいですね。
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