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ブルクミューラー「貴婦人の乗馬」、40小節目からうまく弾けない
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こんにちは。いつもサイトを拝見させていただいております。私はピアノ歴まだ4年目の53歳(男性)です。
個人の先生に自宅で習っております。基本からやりたいという私の希望で、子供向けの「オルガンピアノ1〜4」「バイエル上・下」から始まり
現在「ブルクミューラー25」の「貴婦人の乗馬」をやっております。
その他に「ショパン夜想曲9-2」と「ツエルニー30」を習っております。
実は「貴婦人の乗馬」の後半最後のあたり・・
多分40小節目あたり?(現在職場のため譜面が手元にありませんので・・40小節かどうかは確認が出来ません。)から
ドレミファソラシドソ・・ドレミファソラシドソ・・と音階を弾く部分でそれまでの力が抜けないのか、スムーズに音階に移れません。
というより、何度やっても指がもつれてしまいます。右手だけ・・左手だけ・・ゆっくり・・またはスキップで・・などと色々やっているのですが、
とうしで弾くとやはり指がもつれてしまいます。
力が抜けていないと先生から言われるのですが・・ゆっくり弾けば弾けないことも無いのですが、
やはりこの曲はある程度のスピードとテンポが無いと面白くない曲なので、うまく弾けないので悩んでおります。
この部分だけでなく、この曲の中では上手く弾けない部分もありますが、この部分は綺麗に弾きたいので悩んでおります。
「歳が歳だからムリ!」と開き直ることもできるのですが(笑)
実は「ツエルニー30」でも苦労しております(汗)これはやっと12番までこぎつけました(汗)
宜しくお願い致します。
「貴婦人の乗馬」の40小節目からの部分は、この曲のクライマックスにあたるところで、曲全体の中でも華やかな部分ですので、きれいに弾きたいものですね。
「スムーズに音階に移れません」とのことですが、ご質問の文面から音階自体が流れるように弾けないという事だと思いますので、その前提でお話をいたします。
まず、ある程度の速さで弾くと指がもつれてしまう場合、やはり必要のない力が入ってしまっていると思います。
指そのものに無駄な力が入らないように、まずは指の動きに注意してみましょう。
この部分は、ハ長調の音階で、全て白鍵を弾き、隣同士の鍵盤を弾いていきます。
かなり小さな動きで弾けるはずですので、弾くアクションが大きくなっていないか(大きな動作で弾いていないか)確認します。
指の動きが大きくなってしまいますと、テンポを速くしたい時に逆にブレーキをかけることになります。
ゆっくり弾く練習をする時に、間違えないで弾けているかという確認だけでなく、弾いている指の動きにも意識を向けてみましょう。
部分練習も工夫されているようですが、スタッカートの練習をするのもおススメです。
スタッカートは色々な弾き方がありますが、この時も鍵盤からかなり近いところでスタッカートを弾くようにします。
ポルタートとか、ノンレガートのような弾き方になるかと思います。
そして、同じ弾き方のまま、今度は音を繋げて弾いてみます。
そうしますと、音にかかる重みが変わってきますので、練習前よりも指が軽やかに動くようになり、なおかつ音色も軽やかになるかと思います。
まるで、一歩づつ踏みしめて歩いていた動作から、つま先だけでちょこちょこ歩くような感じです。
また、テンポを速くして練習する際には、少しづつテンポを速くするようにしましょう。
ゆっくりな時と、弾き方が変わらないようにするためです。
頑張ってくださいね。
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