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音の出し方やテンポなどによって指先の使い方に違いは?
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現在習っているピアノの先生に、指先を固くして、関節を曲げて鍵盤を打つようにと教えられています。
先日、テレビでピアニストの演奏を見ていたら、指先を関節から曲げずに伸ばしたまま(?)弾かれているように見えました。
音の出し方やテンポなどによって、指先の使い方に違いがあるのでしょうか?
ピアノを弾く時の基本的な形である、指を軽く曲げて指の先端の方で弾くというスタイルは、引き締まってはっきりとした音が出てきます。
コンサートホールなどで弾きますと、よく響く音になりますので、キラキラと輝くような華やさが生まれます。
また、反対に鍵盤に当たる指の面積を広くしますと、ふわっとした柔らかい音になります。
優しい感じや穏やかな雰囲気の音楽にはピッタリな音色になります。
もちろん、ピアノの音色は弾く時の指の形や鍵盤への接地面積だけではなく、打鍵のスピードや鍵盤に対する指の角度など、色々な要素も影響してきます。
それらを、演奏する音楽の雰囲気や、表現したい音によって使い分けられたら素敵ですね。
指の長さや太さ、柔らかさ、手の大きさなど、それぞれ違いますので、これらを考慮しながら、ご自分の指にあった弾き方を研究してみるのも良いでしょう。
しかし、プロのピアニストは、長年の訓練を経て自分の弾き方のスタイルを確立していますので、テレビなどで見て指の形だけを真似ることは、あまりお勧めできません。
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