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ミとファ、シとドの半音にシャープやフラットがつくときの説明
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ミとファ、シとドの半音にシャープやフラットがつくときの説明について、的確な返答ができずこまっています。
例えば、ドのフラットの場合「なぜ、シと書かないのですか?」と、聞かれたり、ミのシャープの場合「ファ、ではダメなんですか?」など…。
特に、趣味で始めた大人の方に多いのですが、よい説明の方法を教えていただきたく、宜しくお願いします。
私も同様の質問を何回か受けたことがあり、ドキッとしたことがあります。
ピアノを専門的に勉強してきた方は、むしろあまり疑問に思わない事かもしれませんね。
なかなか難しいのですが、元々は異なる音であり、声楽や弦楽器など直接音を出す楽器では、使い分けている事や、
大昔には、例えばドのフラットとシの音を弾き分けるために、それぞれの音が出せる鍵盤楽器があったこと、しかし、あまりに複雑すぎて演奏不可能となり、
やがて使われなくなった事などを説明しています。
以前、どこかの楽器博物館で見たことがあるので、少し探して写真などを見つけられると、より説明がしやすいかもしれません。
なお、例えば、「ドのフラットの音」を「シの音」と勝手に読み替えてしまいますと、弾いていくうちに「この曲はシに調号でフラットが付いているから、 シにはフラットを付けないと」などと余計なことを考えてしまい、違う音になってしまいますので、あくまでも、「ドのフラット」のように、元の音で認識しながら弾くようにしましょう。
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