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ショパン・ノクターン(9-2)の31小節目、右手の「ラ」のフラット
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ショパン・ノクターン(9−2)の31小節目で右手オクターブ部分ですが、「ラ」の音にフラットがついています。
これは、「ソ」の音(白鍵盤)でよろしいのでしょうか?。
その場合、次の音も「ソ」なので「ソ」を2度弾くことになるので少し不安に感じました。
また、32小節の左手演奏で4つ目の「ラ」にフラットがついていますが、これも「ソ」の音でよろしいのでしょうか?。
ショパン・ノクターン OP9-2 の 31 小節目で、右手オクターブ部分の「ラ」の音にフラットが書かれている所ですが、ここは単純に「ラ」のフラット(黒鍵)を弾きます。
この曲は調号として「ラ」にフラットを付けますので、このフラットは本来書かなくてよいものです。
しかし、直前に「シ」のダブルフラットがあり、実際には「ラ」の鍵盤(白鍵)を弾きますので、これにつられずに区別をするために、親切に書かれたものと思われます。
また、32 小節の左手、4つ目の「ラ」にフラットがついているところですが、これも、単純に「ラ」のフラット(黒鍵)を弾きます。
ここは、前の小節の左手の10拍目に「ラ」のナチュラルがありますが、これにつられずに区別をするために、親切に書かれたものと思われます。
楽譜は、誰が見ても正しく弾けるように親切に書くという前提があるので、紛らわしいものや迷いやすいものなど、間違えやすいと思われるものには、
このように書くことがあるのです。
元々楽譜を正確に読んでいる方にとっては、かえって混乱する場合もありますので、頭の片隅に置いておかれるとよいですね。
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