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モーツァルトとベートーヴェンのトルコ行進曲はどちらが難しいのでしょうか?
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モーツァルトとベートーヴェンのトルコ行進曲はどちらが難しいのでしょうか?
探してみるとベートーヴェンの方が難しいと思うのですが楽譜や速さ的にもモーツァルトの曲の方が難しいと思います。
どちらが難しいでしょうか。
ベートーヴェンのトルコ行進曲は、とてもよく知られていますが、そのほとんどはアレンジされているものです。
ハ長調で、それほど長くなく、単音でメロディーが聞えてくると思います。
しかし、原曲は調性も異なり、ほとんど和音で弾くような作品になっていて、長さもあり、実はかなり難しい作品です。
なぜ、アレンジされたものが、あたかもベートーヴェンが書いた原曲のように広まっていったのか、その理由はわかりませんが、
一つには、その当時の楽器でないと完全に演奏はできない事が挙げられると思います。
当時は、まだ現代のピアノではなくフォルテピアノが一般的でしたが、
ベートーヴェンのトルコ行進曲は普通のフォルテピアノではなく、小さい太鼓やベルが内蔵されているフォルテピアノで演奏する作品になっています。
かなり難しいだけでなく、足でペダルを操作して、太鼓やベルも演奏するスタイルになっています。
現在では、そのような楽器で聴く機会は殆ど無く、私自身も、原曲をピアノで弾いているのを聴いたことがあるだけですが、
モーツァルトのトルコ行進曲よりも難しいと思います。
逆に、アレンジされた楽譜と比べる場合、弾きやすさという点では、ベートーヴェンのトルコ行進曲の方が易しいということになるかと思います。
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