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「エリーゼのために」と「お人形の夢と目覚め」ではどちらが難しい?
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「エリーゼのために」と「お人形の夢と目覚め」ではどちらが難しい?
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『エリーゼのために』と『お人形の夢と目覚め』ではどっちが難しい曲ですか(お人形の夢と目覚めは低学年の子とかが
弾く省略してるのじゃなくてちゃんと最後まで弾く場合)
また、ブルクミュラー中間ごろの人は『エリーゼのために』は弾けますか?
オースティン作曲の「お人形の夢と目覚め」も有名な曲で、お子様のピアノの発表会などでも人気のある曲ですね。後半部分が難しくなりますが、前半部分だけの易しくした楽譜が使用されることもあります。
また、ベートーヴェンの「エリーゼのために」も、難しい部分を省略した楽譜があり、この易しくした「エリーゼのために」をお子様がピアノの発表会で披露することもあるかと思います。
このような難しい部分を省略したものではなく、原曲で比較した場合、「エリーゼのために」の方が難しいです。
「エリーゼのために」の方が、いろいろなテクニックが要求されますし、「お人形の夢と目覚め」より音楽的に内容が深いので、高度な表現力も必要になるからです。
また、ペダルのテクニックも必要になってきます。
もう1つ、「ブルクミュラー中間ごろの人は『エリーゼのために』は弾けますか」というご質問もいただきましたが、ブルグミュラーを中間ごろまで進んでいる場合、「エリーゼのために」を弾くことは可能だと思います。ただ、これまでよりも譜読みに時間もかかりますので、曲が仕上がるまでに長く時間がかかると思います。「エリーゼのために」では、曲の構成も難しくなり、8分の3拍子なので「4分音符は1拍伸ばす」と体が覚えてしまっているとリズムが狂いやすくなります。丹念に譜読みをして、じっくりを仕上げるとよいと思います。
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