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ショパン ワルツ13番 主題部分のペダルの踏み方

  • 記事を読ませていただき、大変参考にさせていただいてます。

    質問ですが、私は元々子どものときにはベートーヴェンの1楽章ばかりなど、ロマン派ほどペダルを重視した曲を弾いてこなかったこともあり、 自然なペダリングが疎かになっていました。

    濁ったら踏み替えるように気を付けてはいるのですが、例えばショパンのワルツ13番の主題などは、どのように踏めばいいのかがよくわからずにいます。

    上手な方は内声があるあの部分などはどのように踏み、どの部分で離すのでしょうか。 また、自然なペダリングを今から身につけるにはどのような練習が必要でしょうか。

    どうか教えていただきたいです。よろしくお願いします。

ショパンのワルツ13番の主題部分は、ペダルの記号が書かれていないので、どのようにペダルを使用すればよいのか悩みますね。

右手のメロディー以外(内声)の音が多く、半音階で動く部分もあり、ペダルが濁ってしまう気もするかと思います。

ペダルを使用するときは、響きが濁らないように気を付けることが大切なのですが、それと同時に、音楽全体の雰囲気に合ったペダルも大切だと思います。

響きが濁らないように頻繁に踏みかえた為に、音楽全体の滑らかさがなくなってしまうと残念な結果になってしまいます。

ショパンのワルツ13番の冒頭部分(主題部分)のペダルは、基本的に1小節ずっと踏んだままで、3・4小節目は3拍目で踏みかえるとよいかと思います。 1小節間ずっとペダルを踏んだままというのは、厳密には音が濁るのですが、テンポの速い曲ですので、それほど気にならないと思います。

自然なペダリングは、数多くの経験を積んで慣れていくことが大切です。 同じ曲をペダルなしで弾いてみた後、1拍づつ踏みかえたり、1・2拍、3・4拍を踏んだままにして、 全体の響きがどのように変化するのか等、色々と試してみるのも良いですね。 録音して聴いてみますと、より客観的に聴けると思います。

また、譜読みの段階からある程度弾けるようになるまでは、ペダルなしで練習すると思いますが、その時に弾きながらどのような響きにしたいのか、 どのような響きになるとより良い演奏になるのかを、考えながら弾くことも大切だと思います。

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