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con Vivace Piano Concierge |
中一男子。親のエゴでピアノをやめさせないのは間違っている?
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年長からレッスンを始め、現在、中一男子です。
中学生になり、部活が楽しくなってきたようで、
「ピアノを弾いていても、楽しくない。やめたい。」と
言い出しました。
細くでもと続けさせていますが、もし、しばらくでもピアノから
離れたら、戻らないと思います。
親のエゴ(?)でやめさせないのは、間違っていますか?
中学1年生は、新しい学校生活や、初めての部活動に頑張っている時期ですね。
たくさん新しい事に出会い、新しい生活のリズムにも慣れて、疲れが出てくる頃でもあります。
「ピアノを弾いていても、楽しくない。やめたい。」との事ですが、色々な原因や意味があるように思いますので、
お子様に、もう少し深く話を聞いてみるとよいかと思います。
確かに、部活動などでレッスンのペースが負担になってきていることも考えられますが、使用している教材や練習している曲に飽きてきて、目標を見失っている可能性もあります。
もともと、何を目標にピアノの練習をしていたのか、将来どんな曲が弾けるようになりたいと思っていたのか、一度原点に戻って確認してみるのもよいかもしれません。
また、自分が思うように弾けなくてジレンマを抱えている可能性もあります。ピアノに限らず、人間の学習は、時間に比例して常に伸びていくわけではなく、必ず途中で何度かの停滞期(スランプ)が発生します。
この停滞期は、いくら練習しても弾けるようにならない「長い間乗り越えることができない壁」が出現することで起きることもありますが、生活や環境が大きく変わる特定の時期(節目)にも、よく発生します。
自分で勝手に、意味もなく「もう十分やった」「もう卒業だ」と思い込んでしまうのでしょう。
しかし、停滞期は、そこが限界や最終地点ではなく、次の段階へ進むための重要なステップでもあります。この停滞期を乗り越える経験は、人生に大きな影響を与える可能性もあります。
お子様の詳細な状況がわかりませんので、ピアノを続けることについての正否は判断できませんが、お子様の発言の背景を掴む事で、対処の仕方も変わってくるように思います。
もし、必要であれば、ピアノレッスン・お悩み相談のご利用もご検討ください。
お子様が、生涯ピアノや音楽を楽しんでいけるといいですね。
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