トップページ 独学でピアノレッスン 後悔しないピアノ選び 子供のためのピアノ教育 お問い合わせ
con Vivace Piano Concierge

小1。態度が悪く気分屋。注意や直されるのが大嫌い。対処法は?

  • 小1の生徒。態度が悪く気分屋の子です。

    ピアノは好きなようですが、注意されたり直されたりが大嫌いで、こちらも言い方に苦労しますが、 テンポをカウントすると耳をふさいで弾くのをやめるのでなかなか大人げなく腹が立ちます。

    対応に手を焼いてますが、何かいい対処法を教えて下さい。

毎回、先生の指示をしっかりと守って、順調に進められると良いのですが、実際には難しい事の方が多いですね。 これが、機械ではなく、感情を持った人を相手にする仕事の難しさなのかもしれません。

お子様の場合、大人のように「気が向かないけど、今はちゃんとしないと」という感情のコントロールが難しいので、 腹が立つような態度になってしまうこともありますが、一時的な感情は抑えて長い目で見てあげることが重要になると思います。

対処法ですが、このお子様の場合、自由に弾きたいタイプの生徒さんなので、まずはじっくりと演奏を聴いてあげましょう。

テンポが揺れたり、指使いが違っていたり、いろいろ直したい事も多いと思いますが、我慢してじっと聴くのです。

あれこれ口を挟まれる事がイヤなタイプなので、演奏中は口を挟まないようにします。

そして、曲を1回通して演奏したら、少しづつアドバイスを伝えますが、どの年代の生徒さんも、こちらが思っている以上に自分の演奏に対して、 いろいろとわかっていることが多いものです。

そのため、「今の自分の演奏はどうだった? 思ったように上手に弾けたかな? もっとこういう風に弾きたかったなあ〜 という所はある?」 というようなアプローチで修正していくとよいと思います。

生徒さんが、自分で修正する所を見つけて、自分で直そうと思うように導いていきます。

そうすれば、自分で決めた事なので、スムーズに直せるのではないでしょうか。

また、テンポについては、メトロノームを使用して、「これに合わせて弾ける?けっこう難しいよ〜」と、あそび感覚で出来るように話してみるのも良いかもしれません。

なかなか忍耐力が必要ですが、このような生徒さんは、ご自身の思うように動かそうとすると、ますます反発してしまい、こちらもイライラしてしまいますので、 気持にゆとりをもって、生徒さん自身が体験することを主体に進められるとよいのではないでしょうか。

このページの内容に関連するページ:
ワタシが耐えかねるので辞めさせたくて仕方ありません
お子様の勘の違いとレッスンの進度をどう考えるか
最近「イヤ」「辞めたい」とはっきり言うようになりました
自分の子供にピアノを教える場合、気をつける点
本人にピアノの素質があるのか、どこで見出したらいいのでしょうか
お子様の才能とスズキ・メソードについて考える [ブログ]
子供のためのピアノ教育 (お子様のピアノ教育は親御さん次第) [教材]


ピアノ・コンシェルジェ

サイト内検索
コン・ヴィヴァーチェのサイト内を検索できます。

広告

広告

サイトマップ


Copyright (c) 2007-2023, con Vivace. All rights reserved.