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10年のブランク後ピアノを再開して、最終目標は幻想即興曲です

  • ピアノは習い始めたのが小学校3年生と遅く、中学3年の途中まで習っていました。 バイエル上下・バイエル併用の小曲集・ブルグミュラーを終え、その後、50ピアノメソードという本の途中(最後の方)から、チェルニー30番。チェルニー30番の途中でピアノをやめました。 最後のピアノの発表会で、モーッアルトのK485を弾きました。

    結婚し子供も生まれ、やはりピアノが弾きたいと思い、練習を始めました。 バイエルに賛否両論ありますが、先生の注意書きなども多くかかれていて、大人になった今も癖は変わらない部分もあり、とても参考になるので、バイエルの下巻からこつこつ練習をして、 バイエル下巻と併用の小曲集から数曲づつを順番に練習して、自分の基準ですが、合格と思えれば次の曲に進むようにしています。

    10年くらいピアノを弾かなかったので指も思うように動かず、基礎的なところから練習していますが、当面の目標は自分が習っていた当時のレベルまでに達する事で、その後、 ショパンの曲が弾きたいと思っているのですが、チェルニー30番程度までしか習っていない事、習い始めた年齢も遅いと、難しいレベルの曲を弾けるようになるのは難しいでしょうか?。 最終目標は幻想即興曲です。

大人の生徒さんの中には、同じように中学生くらいまでピアノを習っていて、その後、受験・就職・ご結婚・育児としばらくピアノから離れ、少し落ち着いてから再び始められている方がたくさんいらっしゃいます。

ブランク前の進み度合いを見ますと、ソナチネアルバムのレベルくらいまでは進んでいたようですので、ブランクが長くても、かなり弾けるようになると思います。

実際、ブルグミュラーまで習っていて、十数年のブランク後に再開して、以前のレベルよりももっと難しいソナチネアルバムくらいの曲を弾きこなしている生徒さんもいらっしゃいました。

ショパンの曲が弾けるようになりたいというお話ですが、十分可能だと思います。
最終目標の「幻想即興曲」は、結構指が速く動かないと弾きこなせない曲ですので、もうしばらく取っておいて、その前にテクニックを磨くために、いくつか他のショパンの曲を弾くのもよいかと思います。 前奏曲集の「雨だれ」や「ノクターンOp9-2」「子犬のワルツ」辺りは、ショパンの曲の中でも、長さが手頃で弾きやすく、かつ有名ですのでお薦めです。

大人になりますと、仕事や家庭以外に、自分自身の目標を持つことを忘れてしまいがちですが、「幻想即興曲が弾けるようになりたい」という目標を持たれている事は、素晴らしいことだと思います。 上達するためのモチベーションにもなりますし、練習のやりがいにも繋がってきます。

是非、頑張ってくださいね。

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