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「後悔しないピアノ選び」(第1章 ピアノという楽器)
アップライトピアノ
アップライトピアノは、グランドピアノより後の時代に作られ始めました。グランドピアノは大きく、場所をとりますので、ある程度のスペースが必要です。これを、もっとコンパクトに置けるようにと作られるようになったのが、アップライトピアノです。おそらく、いま自宅にピアノをお持ちの多くの方々が、このアップライトピアノをお持ちなのではないでしょうか。
アップライトピアノでは、弦が床に対して垂直に張ってあります。この弦を水平ではなく、垂直に張ることで、アップライトピアノはスペースの問題を解決しています。
ピアノの修理工房で見つけた分解されたピアノ。アップライトピアノの弦の張り方がよくわかる
鍵盤などアクション部品を付けたときのアップライトピアノの内部
アップライトピアノの断面
ハンマーは、弦を横から叩いて音を出します。しかし、この場合、ハンマーは重力では戻りませんので、各ハンマーにバネが取り付けられており、そのバネの力を使ってハンマーは、元の位置に戻ります。この重力の自然な動きではなく、バネを使った強制的な動きを導入したことで、アップライトピアノの駆動部分(一般的に「アクション」と言います)の構造は、グランドピアノよりも複雑になり、また、ある程度以上の速さで同じ鍵盤を弾くと、応答に限界が生じます。
アップライトピアノに取り付けられたバネ
初級者レベルの曲を弾く分には、そのような限界に達することはないと思いますが、高度な技術を磨くには、この構造が障害となっていきます。音大を目指す人やプロの演奏者が、幼い頃はアップライトピアノで練習をしていても、途中でグランドピアノに買い換えるのは、このような問題も関係しています。
ペダルの違いについては、グランドピアノの説明でも触れておりますが、アップライトピアノも、少し古い時代のものですと、ペダルは3本ではなく、2本のものが主流でした。現在でも、中古ピアノなどで、この2本ペダルのアップライトピアノを見かけることがあるかもしれません。
2つペダルのアップライトピアノ
アップライトピアノで、真ん中のペダル(マフラーペダル、又は弱音ペダルと言います)が付いたのは、比較的最近のことです。しかも、この真ん中のペダルが最初に普及したのは、日本と言われています。アップライトピアノでは、真ん中のペダルを踏むと、フェルト(布)が弦とハンマーの間に入り、フェルト越しに弦を叩くことで、柔らかい音となり、結果的にはピアノを弾いた際に出てくる音も小さくなります。
アップライトピアノの中を上から覗いたところ。真ん中のペダルで使われるフェルトが見える
住環境の制約により、音を小さくする必要があった日本で普及した3つペダルのアップライトピアノは、比較的日本と似た住環境のヨーロッパでも徐々に受け入れられ、現在ではヨーロッパで売られているアップライトピアノの多くも、3本ペダルのものになっています。もちろん日本では、中古ピアノでない限り、アップライトピアノには3本のペダルが付いており、3本ペダルでないと下取り金額も下がるようです。
なお、最近のピアノでも、スタインウェイのアップライトピアノは2本ペダルです。また、最近の消音ピアノ(サイレントピアノ)では、真ん中のペダルが消音ペダルとなっていて、ペダルを踏むとハンマーが弦を叩かなくなり、ヘッドフォンで代わりの電子音を聴いて練習ができるようになっています。
第1章のみ、公開しております。第2章以降につきましては、
「後悔しないピアノ選び」
を、ご購入ください。
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