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お子様をピアノ教室に通わせる
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございます。 お子様をピアノ教室に通わせる際に、検討した方がよい項目について、簡単に書かせていただきましたが、気になる項目はございましたでしょうか。
多くの親御さんは、お子様が幼稚園・保育園生の時、または小学校に入学される前後に、ピアノなど音楽教育についても検討されるようです。 そして、その時期にお子様の将来や、教育の進め方、目標、そして親御さんの支援の方法について、考える時間を持つことは重要なことではないかと思います。
「教育」というと、「学校」や「塾」「受験」がまず頭に浮かびますが、もう少し広く、お子様が大人になったときに重要なことの訓練、 またはお子様が大人になる過程で重要なことの訓練という視点で見てもよいのではないかと考えています。
2010年に行われた就業者に対する調査(労働政策研究・研修機構。複数回答)でも、「何に生きがいを感じるか」という質問に、「仕事」と答える人は35%と少なく、 「余暇・趣味」が56%、「家庭」が43%と、昔「勤勉」と言われた日本人の価値観は随分と変化してきています。
男女共に、20代、30代の若い世代ほど、「余暇・趣味」を第一に挙げる人が多く、長期的な景気の低迷や、就職氷河期による二極化がその背景にあることは明らかですが、 その状況が、今後短期間で劇的に変化する可能性は低いように思われます。
今後も、人々が求めるものは、「物の豊かさ」よりも精神的な「心の豊かさ」なのではないでしょうか。 そのような時代の変化の中で、お子様の教育だけが、昔と何も変わらず「学校」「塾」「受験」というは、いささか滑稽のようにも思えてきます。
また、ピアノをお子様が始められた場合、ご家庭でのピアノの練習でお子様が見せる行動や習性は、多くの場合、学校の勉強にも当てはまると思います。 そのようなお子様の性格に、親御さんとしてどのように向き合っていくのか、考える機会にもなるのかもしれません。
これまで、250人以上のお子様のピアノ・レッスンを担当させていただき、多くのお子様の成長を長く見させていただきましたが、 私の経験が少しでもお役に立てばと思い「子供のためのピアノ教育」という解説書を制作いたしました。 お子様をピアノ教室・音楽教室に通わせることを検討されている親御さん向けの解説書です。
ご興味が湧きましたら、一読していただけますと幸いです。 「子供のためのピアノ教育」の目次と「はじめに」の部分は、
子供のためのピアノ教育:お子様のピアノ教育は親御さん次第
のページでご覧いただけます。
「子供のためのピアノ教育」は、
「子供のためのピアノ教育」解説書
のページで、ご購入いただけます。
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