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「エリーゼのために」を弾こう
ペダルの操作
ピアノを始めてしばらくは、指だけを使って弾いていきますが、ある程度進みますと、弾きながらペダルも同時に使用していきます。
ペダルは3本ありますが、一般的に「ペダルを踏む」という時は、
右のペダル
のことを指します(ダンパーペダルと言います。このペダルは、グランドピアノでも、アップライトピアノでも共通です)。
このペダルを踏みますと、踏んでいる間に弾いた音すべてが響く効果があります。ペダルを使うことで、指ではつなげられない音をペダルでつなげたり、個々の音や和音を響かせて、音楽をより美しく華やかにすることが出来ます。通常よく聴くピアノの音は、このペダルを使った音になります。
バイエルなどの練習曲ではペダルを使いませんし、そもそも練習自体もしません。また、ペダルの練習自体を目的とした教材などもありませんので、色々な曲を弾く中で、少しずつペダルの練習もしていく方がほとんどだと思います。
このペダルの操作を軽く考えている方が多いのですが、独学でピアノの練習をされる場合、この
ペダルの操作が最難関
となる可能性があります。
個人差がかなりありますので、すんなり出来てしまう方もいますが、比較的多くの方は、ペダルの正しい使い方をなかなか習得できず、また自分のペダルの使い方が間違っていることに気が付かずに、
音を濁らせてしまいます
。
ペダルを軽く考えず、また自己流で適当にペダルを踏まず、正しいタイミングでペダルを踏み、正しいタイミングでペダルを戻せるように、
基礎的な練習を行うことが非常に重要
です。
ペダルを使用するところには、楽譜に以下のような記号が記入されています。
また、ペダルを上げる(切る)ところにも、記号があります。
これらは、小節の一番下に書かれます。左手で弾く音より下に書いてあるということになります。特にペダルの記号が無く、何も書かれていないところでは、基本的にペダルは使用しません。
ペダルの記号のところでペダルを踏み、ペダルを切る記号のところでペダルを上げればよいのですが、ペダルの操作にはいくつかの技術が要求されるのです。
なお、ペダルの踏み方自体にも、「ハーフペダル」や「ビブラートペダル」など、いくつかの種類があります。プロのピアニストなどは、それらを使い分けていますが、この「エリーゼのために」のコースでは、一番代表的で、よく使われるペダルの踏み方を身につけるようにします。逆に、
それ以外のペダルの踏み方は、かなりの上級テクニックですので、趣味でピアノを弾かれる場合、覚える必要はありません
。また代表的なペダルの使い方を完全にマスターしていない状態で、他のペダルの使い方を実践するのは、悪い癖が身に付くだけで逆効果となりますので、ご注意ください。
楽譜を見ますと、ペダルの記号は、音符のすぐ真下に書かれています。(左手で弾く音の真下に書かれている場合が多い)。 この場合の、演奏の順番は
(1)
音を弾く
(2)
(1)で弾いた音を指で伸ばしたまま、ペダルを踏む
になります。
音の真下に記号がありますが、同時の作業ではなく
時間差
があるのです。音を出したら、ペダルで響かせて音を飛ばす、ということになります。この時間差が少ないほど、ペダルが上手に踏めていることになりますが、同時に踏んでしまうと、前の音も響いてしまい、音が濁ってしまいます。
練習の時には、この
時間差を体で掴む
ことが大切です。「(音を)弾いたら、(ペダルを)踏む」という順番を常に心がけましょう。 これが掴めましたら、次に時間差を少なくするように意識します。弾いた直後に踏むというタイミングになります。(しかし、同時になったら、失敗になります)
ペダルはこれから先、ピアノを弾いている限り常に必要なものです。「なんとなく出来た」というレベルでおしまいにせず、ペダルの正しい踏み方が
完全に理解できるまで、また、ご自身が自信を持って踏めるまで
練習を重ねて、効果的なペダルの技術を身につけてください。
なお、このペダルの練習方法につきましては、
ピアノ・コンシェルジェの「ピアノのペダルの練習方法」
でも詳しく説明していますので、そちらもご覧ください。
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