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無料楽譜でピアノレッスン:バッハ作曲「主よ、人の望みの喜びよ」

バッハ作曲「主よ、人の望みの喜びよ」

第10回目は、「Jesu, Joy of Man's Desiring」という曲です。日本では、「主よ、人の望みの喜びよ」という曲名で有名な、J.S.バッハの曲です。 この曲は、大人の方がピアノの発表会でもよく弾きます。以下のページで、少し触れていますので、ご参照ください。
大人のピアノ教室について

この曲の楽譜と、MIDI の音は以下にあります。(FREE PIANO MUSIC!サイト内)

この曲のポイント
まず、右手の1小節目に3連符の記号が書かれていますが、この曲の右手の音は全て3連符になっていますので注意しましょう。


(図) 1小節目

本来は、全ての3連符に記号を書くのですが、実際にはこの楽譜のように省略することがよくあります。 楽譜をぱっと見たときに、同じような形が続いていましたら、記号が書かれていなくても前の小節と同じリズムで弾くようにしましょう。

この3連符は、1拍の中に3つ音が入ります。 1つ1つの音符が8分音符のように見えますが、8分音符ではありません。8分音符ですと、各小節で、音の数も合わなくなります。

3連符では、その3つの音を均等な長さで弾いて、かつ、その合計の長さが1拍になるようにします。 最初は、とてもリズムがつかみにくいものですが、この曲はとても有名で、多くの方がリズムをご存じだと思いますので、自然に弾けるかもしれません。 この曲で、3連符のリズムを習得するようにしましょう。

1小節目の右手は、最初8分休符が書かれていますが、8分休符と8分音符2つを3連符のタイミングで弾いていきます。 この休符との組み合わせは、リズムを崩しやすいところですが、頭の中では休符の部分でも3連符のリズムを刻むようにしましょう。

この1小節目の場合、左手のドの音と組み合わせて3連符になるようなタイミングで弾きますと、右手の2つ目のドの音を弾くタイミングが掴みやすくなると思います。

また、3連符と次の3連符との間が空かないように注意しましょう。特に1小節目の2拍目と3拍目のように、同じ音が続くところは気を付けてください。

この曲の右手は、指をくぐらせたり、指を広げたり、縮めたりします。意外に指番号が難しいので、十分に気をつけましょう。

2段目の2小節目、3段目2小節目から4段目1小節目にかけて、右手の音と左手の音が線で結ばれているところがあります。


(図) 2段目の2小節目

これは、メロディーの音の進み方を示しています。 右手で弾いていたメロディーの音が左手に移り、また右手に移るということです。

弾き方が特別に変わるわけではないのですが、手が変わったことがわからないように、弾くタイミングや音の強さを意識して弾きましょう。

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無料楽譜でピアノレッスン

目次
1. 藁の中の七面鳥
2. 新世界より家路
3. ちょうちょ
4. 交響曲第5番「運命」
5. 聖者の行進
6. 線路は続くよ、どこまでも
7. 月の光に
8. トッカータとフーガ ニ短調
9. アビニョンの橋の上で
10. 主よ、人の望みの喜びよ
11. ペールギュントより朝
12. マイボニー
13. マクドナルドおじさん
14. ブラームスの子守唄
15. アヴェ・マリア
16. The Entertainer
17. 大きなのっぽの古時計
18. カノン
19. ワルツィング・マチルダ
20. 牧人 羊を
21. 四季より秋
22. アメイジング・グレイス
23. 闘牛士の歌
24. グリーンスリーブス
25. ダニー・ボーイ
26. カルメンよりハバネラ
27. ソナタ「月光」第1楽章
28. A Nation Once Again
29. 雨だれ
30. Rock Solid Blues

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