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無料楽譜でピアノレッスン:「Rock Solid Blues」

「Rock Solid Blues」

第30回目は、「Rock Solid Blues」 という曲を練習します。

この曲の楽譜と、MIDI の音は以下にあります。(FREE PIANO MUSIC!サイト内)

この曲のポイント
ピアノというと、クラシック音楽をイメージしたり、実際そのような音楽を弾く事が多いかと思います。 クラシック音楽は、メロディーの美しさと和音とのハーモニーを楽しむ音楽であることが多いのですが、今回取り上げる音楽は、メロディーがなく、さまざまに変化していく和音とリズムの面白さを楽しむ音楽です。
いわゆる「音楽のノリを楽しむ」と言えるかもしれません。弾く時にも音楽に乗って、楽しみながら弾いて下さい。

このような音楽や、クラシック音楽の中でもリズムの面白さが重要な曲を弾く時には、「リズム感」が要求されます。 正しいリズムを掴むだけではなく、「リズム感良く弾く」ことが大切です。 リズムが正しくても、弾き方次第でリズム感がある演奏か、そうでないかが決まってくるからです。

まず、この曲はメロディーというものが無いのですが、左手のベースの音が音楽全体を先導していくラインになります。 弱々しくならないように、しっかり目に音を出して弾いていきましょう。

左手ですが、一番最後の小節のドの下には、オクターブ記号が書かれています。 音符の下に書かれていますので、書かれている高さより、1オクターブ低く弾きます。


(図) 最後の小節

右手については、音そのものは特に問題無いかと思います。

この曲は、音読みが終わってからが重要で、楽譜のリズムと少し違う弾き方をしていきます。 スウィングしながら弾いていくのです。スウィングという言葉は「揺れ動く」といった意味ですが、リズムを楽譜通りではなく、揺れ動かして弾いていくのです。
具体的には、8分音符が2つ続けて出てくるところ(1小節目など)で、1つ目を少し長めに弾き、2つ目を少し短めに弾いていきます。


(図) 1小節目

まるで、スキップのリズムのように弾いていくイメージです。 その時、1つ目は少し強めに、2つ目は少し弱めに弾きますと、よりリズムが立体的に聴こえて、リズム感の良い演奏に聴こえます。

また、4段目1小節目は、このリズムの連続バージョンになり、それぞれの拍の頭(拍の表、2・4・6個目の8分音符)では、少し長めに弾き、それ以外は短めに弾いていきます。


(図) 4段目1小節目

このような音楽を弾く機会は少ないかもしれませんが、慣れてきますととても楽しく弾けると思います。

あまり真面目に捉えすぎますと、機械的な演奏になったり、面白味に欠ける演奏になりますので、気楽に楽しく弾くように心がけてください。

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無料楽譜でピアノレッスン

目次
1. 藁の中の七面鳥
2. 新世界より家路
3. ちょうちょ
4. 交響曲第5番「運命」
5. 聖者の行進
6. 線路は続くよ、どこまでも
7. 月の光に
8. トッカータとフーガ ニ短調
9. アビニョンの橋の上で
10. 主よ、人の望みの喜びよ
11. ペールギュントより朝
12. マイボニー
13. マクドナルドおじさん
14. ブラームスの子守唄
15. アヴェ・マリア
16. The Entertainer
17. 大きなのっぽの古時計
18. カノン
19. ワルツィング・マチルダ
20. 牧人 羊を
21. 四季より秋
22. アメイジング・グレイス
23. 闘牛士の歌
24. グリーンスリーブス
25. ダニー・ボーイ
26. カルメンよりハバネラ
27. ソナタ「月光」第1楽章
28. A Nation Once Again
29. 雨だれ
30. Rock Solid Blues

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