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無料楽譜でピアノレッスン:「マイボニー」(My Bonnie Lies Over the Ocean)
「マイボニー」
第12回目は、「My Bonnie Lies Over the Ocean」という曲です。日本では、「マイボニー」という曲名で有名なスコットランド民謡です。
この曲の楽譜と、MIDI の音は以下にあります。(
FREE PIANO MUSIC!サイト内
)
My Bonnie Lies Over the Ocean (楽譜)
My Bonnie Lies Over the Ocean (MIDI)
この曲のポイント
この曲は、メロディーを右手で弾いたり、左手で弾いたりする曲です。 右手で弾く音はすべてメロディーの音ですが、左手で弾く音は、メロディーの音だったり、伴奏の音だったりしますので、区別して弾いていきましょう。
メロディーの音を弾く時には、手が変わったことがわからないように、音を切らずにつなげて弾くようにしましょう。
具体的には、歌詞の書かれている音がメロディーの音で、両方の手で弾くところに歌詞が書かれている場合は、右手で弾く音がメロディーの音になります。 その場合の左手は伴奏の音になりますので、少し弱く弾いて、メロディーがよく聴こえるようにしましょう。
また、この曲は、最初の1小節目に4分音符が1つしか書かれていません。
(図) 1小節目
このような曲をアウフタクトの曲と言います。この曲の場合、4分の3拍子なので、4分音符が2つ分足りないことになります。
この曲を弾き始める時は、足りない2拍を先に数えて、3拍目のカウントと同時に、左手のソを弾きましょう。 そして、最後の小節のドの音は2拍伸ばし、3拍目のカウントと同時に音を切ります。
この曲の最後の音(ト音記号で書かれている高いド)の上にl. h. overと書かれています。
(図) 曲の最後
これは「左手で弾く」という意味です。前の小節で、左手は、付点2分音符のドを弾きますが、その後左手は、右手の上を通過して(交差して)、高いドを弾くことになります。 なるべく小さな動きでスムーズに移動するようにしましょう。
また、最後から2小節目の右手の指番号ですが、ミは3番で弾くように書かれていますが、その後のソは5番で弾きましょう。
なお、曲のところどころに shift と書かれていますが、指の位置が変わることをわかりやすく親切に示しているようです。
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