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無料楽譜でピアノレッスン:グリーグ作曲「ペールギュント」より「朝」
グリーグ作曲「ペールギュント」より「朝」
第11回目は、グリーグの「Morning Song」という曲です。 「
ピアノのしらべ
」で紹介しましたエドヴァルド・グリーグが作曲した組曲『ペールギュント』より「朝」です。
この曲の楽譜と、MIDI の音は以下にあります。(
FREE PIANO MUSIC!サイト内
)
Morning Song (楽譜)
Morning Song (MIDI)
この曲のポイント
この曲はゆったりとした音楽なので、ゆっくりめのテンポで弾きましょう。
演奏の順番ですが、1カッコ、2カッコがありますので、気をつけてください。
1小節目から弾き始め、2段目2小節目まで弾きます。ここで1カッコが終わり、リピート記号が書かれていますので、曲の1番始め(1小節目)に戻ります。 1段目の最後まで弾きましたら、次は2段目の3小節目に進みます。(2段目の1,2小節目の1カッコは先程弾きましたので、飛ばします)。 そして曲の終りまで弾きましょう。
次は、指番号です。右手の5小節目、15小節目、23小節目の指番号に気をつけましょう。
(図) 5,15,23小節目
自然に鍵盤に乗せてある指で弾いてしまいますと、次の小節で指が足りなくなってしまいます。
また、同じ右手の19小節目は、前の小節で同じソを弾いていますので、伸ばしながら、次の19小節目の指示である5の指で弾くことを、思い出しておきましょう。
(図) 18,19小節目
左手は、1小節目と4段目の1小節目のドとソを5番と2番の指で弾きます。
(図) 1小節目と4段目の1小節目
これまでは、5番と1番の指を使ってきたと思いますので、少し違和感があるかもしれませんが、この指で弾きますと、6小節目で音が変わるときに、手を動かすことなく、 その場で弾くことが出来ますので便利です。
ただし、どうも慣れそうにない場合は、2番ではなく1番の指に替えてもよいかと思います。
2段目の3小節目(2カッコの部分)のミとソのシャープでは、ソのシャープを1番で弾きます。
(図) 2段目3小節目
1の指は他の指に比べて、指が短いので少し弾きにくいかもしれません。
左手全体を鍵盤の根元の方へ少し入れて、3番の指を鍵盤に対してまっすぐ乗せて弾くと、弾きやすくなります。 このようにしますと、1番の指は、鍵盤に対して右斜めになると思います。
1番の指を鍵盤に対してまっすぐにしますと、手首がねじれた形になるので、不自然な体勢になり弾きにくくなりますので、注意して下さい。
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