トップページ
独学でピアノレッスン
後悔しないピアノ選び
子供のためのピアノ教育
お問い合わせ
無料楽譜でピアノレッスン:ベートーヴェン作曲 ソナタ「月光」第1楽章
ベートーヴェン作曲 ソナタ「月光」第1楽章
第27回目は、"Moonlight" Sonata を練習します。ベートーヴェン作曲 ソナタ「月光」第1楽章です。多くの方がご存じの曲ではないでしょうか。
この曲の楽譜と、MIDI の音は以下にあります。(
FREE PIANO MUSIC!サイト内
)
"Moonlight" Sonata (楽譜)
"Moonlight" Sonata (MIDI)
この曲のポイント
まず、この曲は、1段目から3段目の1小節目まで、右手で弾く部分がヘ音記号で書かれています。 普段は大抵の場合、右手はト音記号で書かれていますので、譜読みの時に気をつけましょう。
(図) 1段目から3段目
一番始めの1段目の1小節目の右手は、3連符の記号が書かれていますが、2小節目以降は書かれていません。 しかし、これは単に記号を省略しているだけで、実際にはずっと3連符で弾いていきます。この3連符は、この曲の伴奏の形です。
(図) 1段目1,2小節目
この3連符の伴奏のリズムが、左手に移ったり右手に戻ったりと1曲の中で目まぐるしく変化しています。例えば、3段目では左手に移ります。
(図) 3段目
その後は、以下のように変化します。
・2ページ目4段目1小節目で右手
・3ページ目2段目1小節目で左手
・4ページ目1段目3小節目で右手
・4ページ目4段目2小節目で左手
・5ページ目一番最後の段で右手、その次の小節で左手
「常に、この3連符のリズムが鳴っている曲」と思いながら弾きますと、理解しやすいかと思います。
弾く時には、手が変わってもあくまで同じ伴奏ですので、手が変わったことがわからないように弾いていきましょう。
1段目から3段目1小節目までは前奏部分で、次の2小節目の右手からメロディーが始まります。
(図) 3段目1,2小節目
前奏部分は弱く、メロディー部分は少し目立つように弾きますと、曲に立体感が生まれます。 しかし、あくまでこの曲は静かな曲ですので、メロディーが強すぎないように加減しましょう。
2ページ目の1段目3小節目の右手のドは、伴奏の音です。弱く弾きましょう。
(図) 2ページ目1段目3小節目
2ページ目の4段目2・3・4小節目、5段目の1・2・3・4小節目の l.h. は左手で弾きます。 5段目の1小節目のソと、3ページ目の1段目1小節目のソは、l.h.の記号が書かれていませんが、これまでの手の使い方と同じく左手で弾きます。
(図) 2ページ目4,5段目
手を間違えないようにすると同時に、右手をまたいで左手が交差して高い音を弾く部分の音のみメロディーの音ですので、少し目立つように強めに弾きましょう。 (4段目2小節目のソ、3小節目のラのフラット、4小節目のファのシャープ、5段目1小節目のソ、2小節目ソ、3小節目のラのフラット、4小節目のファのシャープ、3ページ目1段目1小節目のソ)
3ページ目5段目1,2小節および4ページ目1段目の r.h. は、右手で弾きます。
(図) 3ページ目5段目1,2小節目
左手の上をまたいで右手で弾きます。下になっている左手の腕全体を少し下げると右手が弾きやすくなります。
4ページ目の1段目3小節目の右手に8分休符が書かれていますが、これは実際には3連符の1個分の長さと同じになります。この休符が長くならないように気をつけましょう。
(図) 4ページ目1段目3小節目
4ページ目2段目2・3・4小節目、3段目1小節目、4段目1小節目の休符も同様に注意しましょう。
スポンサード リンク
無料楽譜でピアノレッスンのトップページ
に戻る
1. 藁の中の七面鳥
2. 新世界より家路
3. ちょうちょ
4. 交響曲第5番「運命」
5. 聖者の行進
6. 線路は続くよ、どこまでも
7. 月の光に
8. トッカータとフーガ ニ短調
9. アビニョンの橋の上で
10. 主よ、人の望みの喜びよ
11. ペールギュントより朝
12. マイボニー
13. マクドナルドおじさん
14. ブラームスの子守唄
15. アヴェ・マリア
16. The Entertainer
17. 大きなのっぽの古時計
18. カノン
19. ワルツィング・マチルダ
20. 牧人 羊を
21. 四季より秋
22. アメイジング・グレイス
23. 闘牛士の歌
24. グリーンスリーブス
25. ダニー・ボーイ
26. カルメンよりハバネラ
27. ソナタ「月光」第1楽章
28. A Nation Once Again
29. 雨だれ
30. Rock Solid Blues
コン・ヴィヴァーチェのサイト内を検索できます。
サイトマップ
Copyright (c) 2007-2023, con Vivace. All rights reserved.