作曲家: ベートーヴェンについて |
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
(Ludwig van Beethoven) (1770/12/16 - 1827/3/26) 古典派
クラシック音楽の作曲家と言うと、すぐに名前の挙がるのが、この「ベートーヴェン」です。
もじゃもじゃの髪型と怖そうな顔だちというインパクトのせいか、ベートーヴェンと聞くと、小学生でさえ名前と顔が一致するという数少ない作曲家の一人です。
また、交響曲 第5番「運命」の出だしの「ソ・ソ・ソ・♭ミーーー」は、一度聴いたら忘れられない程、非常に強烈な印象を与える音楽としても有名です。
ベートーヴェンは、1770年 ドイツのボンに生まれました。家は、代々音楽家の家系でした。
4歳で、ピアノとヴァイオリンを父から習い始めます。大変厳しい英才教育だったようです。
8歳の時に、ケルンで初めての演奏会を開き、11歳では、オランダに演奏旅行、14歳には、宮廷のオルガニストになります。
24歳の頃から、耳が聞こえなくなっていき、一時は自殺も考えたようですが、それを乗り越え、素晴らしい作品を次々と生み出しました。
57歳で生涯を終えますが、晩年の10年は、ほとんど耳が聞こえず、振動を歯から捉えて、今で言う骨伝導という方法で音を理解し、作曲を続けました。
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