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日本ベーゼンドルファー見学
ベーゼンドルファーは、オーストリアのピアノメーカーで、スタインウェイ、ベヒシュタインと並ぶ、世界3大ピアノメーカーの1つです。ピアノのボディー全体を鳴らして醸し出す、その柔らかい音は、ウィンナー・トーンを今に伝える「ウィーンの宝」とも言われます。創業から180年で、まだ生産台数が5万台程度と、その生産台数の少なさから、幻の名器とも言われました。このベーゼンドルファーの日本の総代理店となっていた日本ベーゼンドルファー(株式会社浜松ピアノセンター)を訪ねました。
ただ、ベーゼンドルファーは、2007年12月にヤマハに買収され、日本ベーゼンドルファーも倒産となりましたので、以下の写真は、それ以前の貴重な写真です(だと思います)。日本ベーゼンドルファーのオーナーが所有していた貴重なアンティークピアノの数々は、競売の結果、埼玉でピアノの販売をしているナトリピアノ社に売却されたようですので、今後はナトリピアノ社で、同様な展示がされるのかもしれません。
長い年月をかけて木材を自然乾燥させ、1年以上の年月をかけて作られるベーゼンドルファーのピアノは、正に芸術作品です。
このベーゼンドルファーの最上位機種「インペリアル」には、通常のピアノの鍵盤88鍵以外に、9個余分に鍵盤が付いています(左側の黒い部分)。パイプオルガンの曲も弾けるように、このような変更が加えられたそうです。
このショールームの2階には、オーナーが集めた貴重なアンティークピアノが展示されています。
こちらは、昔のスクエアピアノです。家庭用の楽器として多く作られていたようです。
モーツァルトの時代のフォルテピアノです。ノイペルト製です。この頃は、ペダルを足で踏むのではなく、膝で押し上げるものでした。音も、チェンバロのような音がします。
ベートヴェンの時代のジョン・ブロードウッド製のピアノです。このくらいから、ピアノにペダルが付き始めました。
以下は、ショパンが愛したプレイエルの、ショパンの時代のピアノです。
ショパンが愛したもう1つのメーカーである、エラールのピアノもあります。当時の譜面台は、とても凝っていて素敵です。
スタインウェイのアンティークピアノもありました。化粧板の装飾が大変素晴らしいものです。
西川楽器のオルガンもあります。ヤマハよりも先に、国産第1号のオルガンを製造したと言われますが、これが、その第1号となるのでしょうか。西川楽器(西川オルガン)の創設者、西川寅吉の名前が刻印されています。
他にも、こんなすごい装飾のピアノもありました。スタートレックに出てきた金箔のピアノとは、このピアノのことです。
こちらは、ドイツのブリュートナーのピアノです。なんでも、1916年製で、万博でグランプリを受賞したときの記念モデルだそうです。
金属のフレーム部分の装飾が、とても凝っています。
通常、ピアノの高音部は、1つの音に対して3本の弦が張られていますが、このピアノでは、共鳴弦(アリコート弦)と呼ばれるもう1つの弦が張られており、これにより高音部でも、豊かな音を出すことができるようになっています。
こちらは、1858年製のベーゼンドルファーで、この時代のベーゼンドルファーで弾ける状態のものは、かなり少ないようです。
この日本ベーゼンドルファーの展示で、すばらしいと感じたのは、単に見るだけでなく実際に触って音を出すことができた点です。古い時代のピアノの音を感じることができて、とても勉強になりました。
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