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ヨーロッパ音楽紀行 |
ワイマールから、更に西へアウトバーンを走り、アイゼナハへ行きました。アイゼナハは、バッハが生まれた街です。
現在アイゼナハには、バッハの家(Bachhaus)があります。バッハ一族の家であった築600年以上の民家を改装して博物館として公開しているものです。
入り口近くには、バッハの像がありました。
(BGMを用意しました)
バッハ作曲 平均律クラヴィーア曲集第1巻より No.1 プレリュード
このバッハの家の博物館は非常に充実しています。ライプツィヒのバッハ博物館が改装中で見れませんでしたが、アイゼナハの博物館で十分満足できました。
この博物館では、バッハの頭蓋骨を元に、バッハの顔を正確に復元した展示もされていました。
こちらは、バッハの眼鏡です。バッハは目が悪く、またバッハの時代に既に眼鏡は存在していたため、バッハが眼鏡をかけていた可能性は十分にありますが、これが本当にバッハのものだったのかは定かではないようです。バッハの子孫の家にあったもののようです。
バッハは、1750年の7月に65歳で世を去りますが、1750年の3月に受けた目の手術が死因となっています。この目の手術についての解説もされていました。
この博物館では、当時のくらしも再現されています。実際に、バッハが使用した家具ではありませんが、その当時の暮らしぶりがわかります。
このバッハの家から見た街の景色は、以下のようなものです。
1時間おきに当時の古楽器を使った演奏も行われていました。
当時、現在のようなピアノはありませんが、古楽器の素朴な音色を楽しむことができました。
それ以外にも、多くの古楽器が展示されています。これらの多くに、"Used by Bach" と説明書きが添えられていました。バッハ家は、非常に多くの音楽家を輩出していますので、ヨハン・セバスティアン・バッハが使用したわけではないのだと思いますが、いずれにしても貴重な古楽器のようです。
また、新館は非常にモダンな作りで、バッハの音楽を聴いたり、楽譜の解説などを見ることができるようになっていました。
バッハの家にも、ゲーテの家と同様に中庭もあります。
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