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ヨーロッパ音楽紀行 |
![ドレスデン城](dresden_1.jpg)
プラハから、電車でドイツのドレスデンへと移動しました。2時間10分の旅です。
このプラハ〜ドレスデンは、エルベ川沿いを走る景勝ルートのひとつで、きれいな景色を楽しむことができます。
![プラハからドレスデンへ・エルベ川](dresden_2.jpg)
![プラハからドレスデンへ・エルベ川](dresden_3.jpg)
![プラハからドレスデンへ](dresden_4.jpg)
現在EU諸国内の移動では検問やパスポートのチェックなどもなく、どこからドイツなのかさえわかりませんでした。
そして、到着したドレスデンの駅は、このような近代的な駅でした。
![ドレスデンの駅](dresden_5.jpg)
![ドレスデンの駅](dresden_6.jpg)
ドレスデンは、中世にエルベ川の水路を利用した商業都市として発展し、16世紀以降は、ザクセン王国の首都として繁栄しました。バロック様式の宮殿や教会、貴族たちの館が立ち並んだ「芸術と文化の都」は、第2次世界大戦の末期、アメリカ軍とイギリス軍による空襲で徹底的に破壊されます。(ドレスデン大空襲)
その後、がれきの山から再建された現在の街は、復元された中世の建物と、近代的な建物が入り混じり、独特な街並みとなっています。
![ドレスデンの街並み](dresden_7.jpg)
こちらは聖十字架教会で、有名なドレスデン聖十字架合唱団の拠点です。
800年の伝統があり、このメンバーからペーター シュライヤーやテオ アダム、カール リヒターなど有名な音楽家を輩出している名門合唱団です。
![聖十字架教会](dresden_8.jpg)
聖十字架教会の前の広場では、工事が行われていました。東西冷戦後、東ドイツ(ドイツ民主共和国)領となったドレスデンは、ライプツィヒなどと並ぶ工業都市として発展しますが、最近では、観光地としての開発を積極的に行っているようで、街のいたるところで工事が行われていました。
ザクセン王の居城だったドレスデン城も、戦争で多くの部分が破壊されましたが、2006年に修復工事が終了しています。現在は、ザクセン王家の財宝を展示した博物館になっています。
(BGMを用意しました)
ベートーヴェン作曲 メヌエット ト長調 ![](../mu2.gif)
このドレスデン城の横には、ザクセン王国の宮殿だったツヴィンガー宮殿があります。今では、陶磁器や絵画、武器などの博物館になっています。
![ツヴィンガー宮殿](dresden_10.jpg)
![ツヴィンガー宮殿](dresden_11.jpg)
![ツヴィンガー宮殿](dresden_12.jpg)
また、直ぐ近くには、カトリック旧宮廷教会や、歌劇場であるゼンパーオペラがあります。
これらの中世の建物も、見事に復興されていました。
![カトリック旧宮廷教会](dresden_13.jpg)
![ゼンパーオペラ](dresden_14.jpg)
このゼンパーオペラやカトリック旧宮廷教会の横には、エルベ川が流れています。
橋の上から長閑な夕焼けを楽しむこともできました。
![ドレスデンのエルベ川](dresden_15.jpg)
![エルベ川の夕焼け](dresden_16.jpg)
夜になると、ライトアップされた幻想的な景色を楽しむことができます。
![ライトアップされたカトリック旧宮廷教会とゼンパーオペラ](dresden_17.jpg)
![ライトアップされたゼンパーオペラ](dresden_18.jpg)
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