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ヨーロッパ音楽紀行 |
ベルリン国立歌劇場から少し東へ歩くと、ベルリン大聖堂があります。
第2次世界大戦で被害を受けましたが、1993年に修復が終わっています。内部は、その修復により、かなりきれいで新しいものになっていました。
かなり大きなパイプオルガンもありました。
王家が礼拝に使用したと言われている大理石の階段もきれいでした。
この大聖堂は、王家の墓所にもなっています。
この大聖堂の更に東には、ベルリンの市街が一望できるテレビ塔があります。
今回は時間がないので、またブランデンブルク門まで戻り、西側の観光をすることにしました。
ブランデンブルク門から、まっすぐ西側へ「6月17日通り」が延びています。以前は、シャルロッテンブルク通りと呼ばれていましたが、
1953年6月17日に東ドイツで起きた大規模な反政府デモがソ連軍によって鎮圧され、多くの犠牲者が出たベルリン暴動を機に「6月17日通り」と呼ばれるようになりました。
この6月17日通りの先には、戦勝記念塔ジーゲスゾイレがあります。1864年から1871年までのデンマークやオーストリア、フランスとの戦争の勝利を記念して建てられたものです。
ベルリン・フィルハーモニーのコンサートホールも見に行きました。世界で最も有名なオーケストラの1つ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地です。
ヘルベルト・フォン・カラヤンは、30年以上このベルリン・フィルの首席指揮者および芸術総監督を務めました。このコンサートホールの音響には定評があり、東京のサントリーホールもこのホールを手本としていますが、テントを張ったような独特の形から、カラヤン・サーカスとも呼ばれました。
こちらは、その大ホールの隣にある小ホールです。
夕方になってから、再度ドイツ連邦議会議事堂へ行きました。
行列は少なかったのですが、荷物チェックが厳しく、またエレベーターが少ないため、思ったより入場に時間がかかりました。
屋上のドームからは、ベルリンの市街が見えるだけではなく、下にある議場もガラス越しに覗くことができるようになっています。
この議事堂の屋上から、ライトアップされたブランデンブルク門を見ることができました。
ホテルへ帰る途中、ベルリン動物園の前を通りました。ドイツ最古の動物園です。入り口には、東洋風の変わった門があります。
その近くには、カイザー・ヴィルヘルム記念教会があります。第2次大戦の空襲で破壊されましたが、戦争の悲惨さを伝えるモニュメントとして、塔の部分は修復されずに残されています。隣の八角形の建物が新しい教会です。内部が青色のステンドグラスとなっているそうで、少し暗い街の中で青く浮かび上がっていました。
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