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ヨーロッパ音楽紀行

ヨーロッパ音楽紀行・パリ９

日が落ちてからのパリの光景を載せておきます。
コンコルド広場の隣りにあるチュイルリー公園から散歩を始めました。かつてここには王宮として使われたチュイルリー宮殿がありましたが、焼失してしまい現在ではその庭園だけがチュイルリー公園として残っています。この公園の先には、ルーヴル美術館があります。月もきれいに出ていました。

ルーヴル美術館と月

この公園内にも凱旋門があります。カルーゼル凱旋門です。シャルル・ド・ゴール広場に建つエトワール凱旋門からシャンゼリゼ通りを結ぶ直線上にあります。

チュイルリー公園とカルーゼル凱旋門

カルーゼル凱旋門は、ナポレオンの数々の勝利を祝って建てられたものですが、エトワール凱旋門と比べるとかなり小さな門となります。

エッフェル塔のライトアップもきれいです。通常のライトアップ以外に、塔全体に取りつけられた小さな電球がキラキラと点滅します。塔の上からはサーチライトも出ていました。

次は、ルーヴル美術館です。歴代国王の王宮ルーヴル宮殿は、現在では世界最大級の美術館として使われています。

夜のルーヴル美術館・全景

夜見るルーヴル美術館もきれいです。

夜のルーヴル美術館

今度は、セール川沿いを見てみます。橋の上からは、サーチライトを放つエッフェル塔が見えました。手前には、アンヴァリッドのドーム教会の屋根が見えます。

夜のセーヌ川とエッフェル塔、アンヴァリッド

橋の反対側には、シテ島に建つコンシェルジュリーが見えます。もともとは宮殿でしたが、14世紀後半からは牢獄として使われます。マリー・アントワネットも、処刑されるまでの2ケ月半をこの独房で過ごしました。

夜のセール川とコンシェルジュリー

セーヌ川沿いを更に進むと、ノートルダム大聖堂があります。このライトアップも見事でした。

夜のノートルダム大聖堂

昼間と同じセーヌ川のほとりからも写真を取ってみました。昼間とは随分違う雰囲気ですね。船のレストランも賑わっていました。

夜のノートルダム大聖堂とセーヌ川

道の向かい側も、少し暗い街灯とカフェやレストランの光がいい雰囲気を作っています。

パリ・夜のカフェ

この後、コンコルド広場まで戻ります。フランスの知の殿堂と呼ばれる「フランス学士院」の建物もセーヌ川沿いにあります。

こちらは、コンコルド広場の対岸にあるブルボン宮殿です。現在は、国民議会(下院)の議事堂として使用されています。国民議会(下院)は、日本で言うと衆議院にあたります。

ブルボン宮殿（国民議会下院）

そして、コンコルド広場へと戻ってきました。

広場のオベリスクや噴水もきれいにライトアップされていました。

コンコルド広場のオベリスク

シャンゼリゼ通りは、冬になるとクリスマスのイルミネーションがきれいなのでしょうね。

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