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ピアノのしらべ:運動会の曲

運動会の曲「クシコスポスト」「天国と地獄」



(2008年9月第12号および10月第13号のメールマガジンの記事を元にしています)
10月は、運動会シーズンです。 徒競走や組体操、騎馬戦など、色々な種目がありますが、なかでもクラス対抗リレーでは、隣のクラスには負けられないと、敵対心むき出しで走ったり、応援した思い出があります。
また、意外な人が実は足が早かったりと、普段とは違う、人の新たな一面に気がつく時でもありました。もっとも、最近では、一等賞を設けないところもあるようで、日常生活とは違ったヒーローが出にくくなっていることは、少し残念な気もします。運動会も時代と共に少しずつ変化してきているようです。
それでも、昔と変わらないものは、バックに流れている音楽でしょう。音楽は、その場を盛り上げる要素として活躍をしているのです。

今回は、運動会のシーズンに合わせて、ほとんどの方が聞いたことがある「クシコスポスト」と「天国と地獄」をお届けします。

「クシコスポスト」は、ドイツの作曲家、ヘルマン・ネッケが作曲をしました。
「クシコスポスト」とは、ハンガリー語で、郵便馬車を意味します。「クシコスの郵便馬車」と訳す事もあるようです。海外では、あまり知られていない曲のようですが、日本では運動会の定番曲として、大変有名です。また、「愛の夢第3番」や「ラ・カンパネラ」でおなじみのリストのピアノ曲「ハンガリー狂詩曲第2番」の最後の方に、この「クシコスポスト」と同じメロディーが出てきます。

ヘルマン・ネッケ作曲「クシコスポスト」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

次は、「天国と地獄」です。
「天国と地獄」は、ドイツ生まれで、後にフランスのパリを中心に活躍をした、オッフェンバックが作曲をしました。彼は、作曲家のほかに、指揮者やチェロ奏者としても活躍をしていたそうです。この曲は、ギリシャ神話「オルフェスとエウリディーチェ」を元にしたオペレッタ「地獄のオルフェ」の序曲の一部になっています。 今では、運動会の定番曲の他、テレビCMやフレンチ・カンカンの曲としても有名です。

オッフェンバック作曲「天国と地獄」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

どちらの曲もテンポが速いので、少し難しい曲になりますが、ゆっくり目のテンポから始めてみるとよいでしょう。また、アレンジされた楽譜なども売られています。

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