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ピアノのしらべ

ワルトトイフェル作曲「スケーターズワルツ」



(2011年12月第88号のメールマガジンの記事を元にしています)
今回は、この時期にピッタリなワルトトイフェル作曲「スケーターズワルツ」をご紹介します。

冬を代表するスポーツであるフィギュアスケートは、連日スポーツニュースでも取り上げられ、来週末には世界の頂点を決めるグランプリファイナルも始まります。

ジャンプやスピン、ステップなどの技術だけではなく、表現力などの芸術的な面も重要なスポーツで、とても人気がありますね。

19世紀末のフランスでもスケートがとても人気だったようで、そのときに作曲されたのが、今回ご紹介する「スケーターズワルツ」です。

作曲したワルトトイフェルは、ライン川を挟んでドイツ国境と接するストラスブールで生まれたフランスの作曲家です。 父や兄も音楽家という家庭に育ち、パリ音楽院でピアノを学び、28歳の時にナポレオン3世の皇后ウジェニーの宮廷ピアニストとなりました。

37歳の時に、イギリスの皇太子エドワード7世の行事で、自作のワルツを演奏して一躍イギリスで有名になり、その後世界に知られるようになりました。 他の音楽家と比べますと、少し遅咲きの作曲家と言えるのかもしれません。

ワルツやポルカなど舞踏の音楽を数多く作曲し、「ラデツキー行進曲」で有名なシュトラウス1世、その息子の「美しく青きドナウ」などで有名なシュトラウス2世以降では、 最大のワルツの作曲家と言われています。

「スケーターズワルツ」は、45歳の時に作曲し、今では彼の最大の代表作となっています。 元々はオーケストラの作品で、ワルツ「スケートをする人々」Op183 として作られましたが、現在ではピアノの編曲がとても有名で、発表会でも人気がありますし、 その他BGMでも親しまれています。

お子様の発表会では、ハ長調にアレンジされた楽譜を使うことが多いのですが、今回は原曲と同じ調でアレンジして演奏しています。それでは、お聴きください。

ワルトトイフェル作曲「スケーターズワルツ」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

難易度は、「エリーゼのために」よりも易しいです。

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