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ピアノのしらべ:グノー作曲「アヴェ・マリア」

グノー作曲「アヴェ・マリア」



(2011年1月第64号のメールマガジンの記事を元にしています)
今回の「ピアノのしらべ」では、グノー作曲の「アヴェ・マリア」をご紹介します。

シャルル・フランソワ・グノーは、1818年にフランスで生まれました。 ドビュッシーや、ラヴェル、フォーレなど、フランスの音楽家はたくさんいますが、グノーの音楽は、あまり知らない方も多いかもしれません。 しかし、今回ご紹介する曲は大変有名なので、聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。

グノーは、フランスのパリ音楽院で学び、21歳の時にはローマ大賞を受賞します。 ローマ大賞は、ルイ14世によって創設された賞で、音楽だけではなく芸術を専攻する学生に、フランスの国家が授与する奨学金付きの留学制度です。 グノーの他に、ベルリオーズやドビュッシーなども受賞しています。ラヴェルは何度も応募しましたが、受賞することができませんでした。 これは、その当時大きな波紋を呼んだそうです。

今回ご紹介する「アヴェ・マリア」は、「グノーのアヴェ・マリア」とも呼ばれていますが、グノー自身の完全なオリジナル曲ではありません。 ドイツの音楽家で、音楽の父とも呼ばれるヨハン・セバスチャン・バッハが、1722年に作曲した「平均律クラヴィーア曲集」の第1巻・第1曲プレリュード(前奏曲)に、 グノ─が歌のメロディーを作曲して作られたものです。歌詞は、ラテン語で聖母マリアへの祈祷の内容になっています。

とてもゆったりとした優雅な雰囲気の音楽なので、歌だけではなくピアノやフルート、ヴァイオリンなど色々な楽器で演奏されています。 今回は、ピアノソロにアレンジし、バッハのプレリュード部分は、ほぼオリジナルに沿って演奏しています。
それでは、お聴きください。

グノー作曲「アヴェ・マリア」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

難易度は、「エリーゼのために」より易しいです。

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