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ピアノのしらべ:パッヘルベル作曲「カノン」

パッヘルベル作曲「カノン」



(2008年9月第11号のメールマガジンの記事を元にしています)
少しずつ夏が遠ざかり、秋の気配が感じられる、今日この頃です。
クラシック音楽の世界では、この9月からコンサートシーズンに突入します。
海外では、7.8月の夏の季節は、劇場ごと休業に入るのが普通のようで、その間に他の色々なところで、音楽祭が行われます。例えば、オーストリアのザルツブルク音楽祭などは、世界的に有名で、日本からのツアーがあったり、又、とても人気があるのでチケットの入手が大変なようです。 日本でも、同じように全国各地で行われました。ホームページでご紹介した「富士山河口湖音楽祭」もその一つです。

9月からのコンサートシーズンでは、日本国内はもちろん、海外からも、第一線で活躍をなさっているオーケストラや演奏家がぞくぞくと来日して、コンサートを行います。
これからの時期に「芸術の秋」を満喫する計画を立ててみるのもよいかと思います。

今回の「ピアノのしらべ」では、パッヘルベルのカノンをお届します。
ピアノや音楽をやっている方は勿論、普段音楽とあまり縁の無い方にも、よく知られた名曲です。題名はともかく、音楽を聴くと「あっ、聴いたことがある」という方がとても多いですね。BGMでもよく使われています。

パッヘルベルは、バロック期のドイツの作曲家で、J.S.バッハよりも古い時代に活躍をしました。この時代にピアノはなく、元々は、「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ」という曲ですが、ピアノだけで演奏できるようにアレンジした楽譜が、よく出回っています。まずは、どのような曲なのか、お聴きください。

パッヘルベル作曲「カノン」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

この曲は、「エーデルワイス」などよりはリズムが複雑ですので、少し難しい曲になりますが、十分目標とすることができる曲です。
楽譜も、以下からダウンロードできるようにしましたので、チャレンジされてみてはいかがでしょうか。

パッヘルベル作曲「カノン」の楽譜

なお、この曲は、元々イ長調の曲ですので、楽譜に調号が付きます。この調号が付くことで難易度が上がってしまいますが、大人の方向けの教材などでは、ハ長調に移調した楽譜を目にすることもあります。「カノン」をハ長調に移調すると、臨時記号などもなく、全て白鍵だけで弾くことができる曲になります。
それでは、ハ長調に移調した「カノン」がどのような曲になるのか、聴いてみてください。

パッヘルベル作曲「カノン」(ハ長調)  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

このハ長調に移調した楽譜も用意いたしました。難易度がかなり下がると思いますので、是非チャレンジしてみてください。

パッヘルベル作曲「カノン」の楽譜 (ハ長調)

なお、これらの楽譜は教材ではありませんので、指番号、ドレミ等の音名、および練習方法などについての情報は含まれておりません。ご了承ください。
(この曲での教材をご要望される方が多い場合には、教材の開発も検討いたします。ご意見をいただければと思います。)

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