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ピアノのしらべ:モデスト・ムソルグスキー作曲 ピアノ組曲「展覧会の絵」

ムソルグスキー作曲 ピアノ組曲「展覧会の絵」



(2009年11月第36号のメールマガジンの記事を元にしています)
今回の「ピアノのしらべ」では、ムソルグスキー作曲のピアノ組曲「展覧会の絵」をご紹介いたします。

モデスト・ムソルグスキーは、以前この「ピアノのしらべ」でご紹介をした、 バレエ音楽くるみ割り人形の「花のワルツ」を作曲したチャイコフスキーや、ラフマニノフ、 ストラビンスキーなどと同じロシアの作曲家で、19世紀後半のロシアで活躍したロシア五人組の一人としても有名です。 学校の音楽の授業でそのようなことを習った方も多いのではないでしょうか。

そんなムソルグスキーの代表作というと、管弦楽曲「禿山の一夜」と並んで有名なのが、このピアノ組曲「展覧会の絵」です。

友人の画家ハルトマンの追悼展覧会で見た 10枚の絵の印象を音楽にした曲で、1874年に作曲されました。
それらの曲の合間に「プロムナード」と呼ばれる曲が5回も登場する、とても面白い特徴を持った曲の作り方になっています。

ちなみに、この「プロムナード」は、フランス語で「散歩」という意味だそうで、ムソルグスキー自身が絵を見て歩いている様子を表しているとも言われています。

この「展覧会の絵」は、わずか数週間のうちに作曲されたのですが、生前は楽譜の出版どころか、一度も演奏されなかったそうです。 彼の死後 5年経ってやっと出版され、また色々な編曲もされるようになりました。

ピアノ曲のアレンジは勿論、フランスの作曲家ラヴェルによる管弦楽の編曲や、ピアノコンチェルト、金管楽器のアンサンブルと打楽器、吹奏楽、打楽器、オルガンと打楽器、 木管五重奏、中国民族楽器の合奏、ギター、また日本のアニメで有名な手塚治虫のアニメーションの音楽、ジャズ、ロック、シンセサイザー、などがあります。

これだけ幅広いジャンルで編曲され、親しまれている曲は、この「展覧会の絵」以外にはなかなかないのではないでしょうか。

今回演奏する曲は、「プロムナード」と「キエフの大門」をメドレー風につなげて、少し弾きやすくアレンジしてあります。
それでは、お聴きください。

モデスト・ムソルグスキー作曲 ピアノ組曲「展覧会の絵」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

難易度は「エリーゼのために」より少し難しくなります。

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