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ピアノのしらべ:ドビュッシー作曲「亜麻色の髪の乙女」

ドビュッシー作曲「亜麻色の髪の乙女」



(2009年9月第32号のメールマガジンの記事を元にしています)
今回の「ピアノのしらべ」では、ドビュッシー作曲「亜麻色の髪の乙女」をご紹介します。

以前このコーナーでもご紹介しました「夢」と共に、ドビュッシーを代表する大変有名な作品なので、ピアノをお弾きになる方はもちろん、そうでない方もどこかで題名を聞いたことがある作品なのではないでしょうか。 また、一度は弾いてみたいという、憧れの作品の1つとしても人気があります。

ドビュッシーは、1862年にフランスのサン・ジェルマン・アン=レーに生まれ、現在でも世界的に有名なパリ音楽院で学び、ルイ14世によって創設されたローマ大賞も受賞しました。フランスを代表する音楽家です。

美しいものを愛する貴族的な趣味を持つ一方で、「亜麻色の髪の乙女」を作曲した5年前に誕生した一人娘のエマを大変かわいがり、愛称を付けたり、 当時まだ3歳だった彼女の為に「子供の領分」というピアノ曲集を作曲する一面も持っていました。

「亜麻色の髪の乙女」は、ドビュッシーの「前奏曲集」の中の曲です。 「前奏曲集」は全2巻から作られていますが、前奏曲集第1巻の第8番目の曲となります。

この曲は、ドビュッシーが48歳の頃に作られています。以前ご紹介した「夢」から20年後ということになり、ドビュッシーの晩年の作品となります。

見開き1ページの曲なので短い曲ですが、ドビュッシー独特の、とても優しく柔らかい雰囲気がたっぷりと詰まった音楽です。

ドビュッシーの代表的なピアノ曲なのですが、後にドビュッシーの弟子が編曲をしたり、ヴァイオリンやフルート、ハープなど、ピアノ以外の色々な楽器でも演奏されています。

それでは、お聴きください。

ドビュッシー作曲「亜麻色の髪の乙女」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

ちなみに、以前日本のポップスでも同名の曲が流行りましたが、関連は無いようです。

曲の難易度は、「エリーゼの為に」よりも難しくなります。

「亜麻色の髪の乙女」を含むドビュッシーの音楽CDにつきましては、以下のページでご紹介しています。

おすすめ音楽CD (ドビュッシー)
おすすめ音楽CD (ドビュッシーの交響詩「海」)

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