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ピアノのしらべ:「さくら さくら」

「さくら さくら」



(2010年3月第45号のメールマガジンの記事を元にしています)
今回の「ピアノのしらべ」では、今の時期にピッタリな、春を象徴する桜の曲「さくら さくら」をご紹介します。

「さくら さくら」は、1888年(明治21年)に発行された東京音楽学校の「筝曲集」に掲載された歌ですが、元々は幕末に子供用の箏の曲として作られたものです。 現在では、日本を象徴する代表的な曲として、国際的な場面でも使われています。

歌詞は2通りあり、冒頭の「さくら、さくら」は同じですが、その後に「やよいの空は」と続くものと、「野山も里も」と続く歌詞があります。 また、1番2番の歌詞として、両方とも歌われる事もあるようです。

色々な編曲がされていますが、特に宮城道雄の「さくら変奏曲」が有名で、お正月にデパートなどいろいろな施設で BGM として聴いた事がある方も多いかと思います。

また、JR駒込駅や武蔵小金井駅で、電車の発車合図の音楽としても、それぞれ異なったアレンジの「さくさ さくら」が使われています。

今回は、ピアノソロ用にアレンジして演奏しています。
それでは、お聴きください。

「さくら さくら」  
(Windowsで聴く場合は左側の
WMP、MacやiPadなどは右側のMP3のアイコンをクリック)

難易度は「エリーゼのために」より易しいです。

なお、昨年の今頃の時期に紹介しました チャイコフスキー作曲「花のワルツ」なども、是非ご覧ください。

チャイコフスキー作曲「花のワルツ」

「さくら変奏曲」でも有名な宮城道雄が作曲した「春の海」も、お正月の時期に紹介しています。

宮城道雄作曲「春の海」

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